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Google Identity を使用したアプリケーション アクセス制御の構成
MATLAB® Production Server™ の管理者は、Google® Identity を使用して、デプロイされたアプリケーションへのアクセスを特定のユーザーまたはユーザー グループのみに制限できます。アプリケーション アクセス制御を有効にするには、Google Identity の管理者と相談しながら、Google Identity を構成してアクセス制御ポリシーを指定します。
Google Cloud Platform コンソールでのアプリケーションの登録
Google Identity をアプリケーション アクセス制御に使用するには、Google Cloud Platform コンソールでアプリケーションを登録します。アプリケーションの登録の詳細については、Google Identity のドキュメンテーションを参照してください。
ダッシュボードでの ID プロバイダーの構成
Google でアプリケーションを登録したら、ダッシュボードの [Application Access Control] タブで Google Identity の構成を作成します。[作成] をクリックして [Google] を選択します。[Create Identity Provider for Application Access Control] に、アプリケーション固有の値およびプロバイダー固有の値を入力します。[作成] をクリックします。サーバーが Windows® バーチャル マシン上で実行されている場合は、値の保存に最大 30 秒かかることがあります。
次の表は、入力が必要な値を説明しています。
フィールド | 値 |
---|---|
名前 | Google ID プロバイダー構成の名前 |
アプリ ID | アプリケーション アクセス制御のための、Google に登録されているアプリケーションのクライアント ID |
アクセス制御ポリシー ルールの指定
アクセス制御ポリシー ルールを定義することで、特定のユーザーまたはユーザー グループがアクセスできるアプリケーションを指定します。ルールを定義するには、ダッシュボードの [Application Access Control] タブで、[Access Control Policy] の下にある [ルールの追加] をクリックします。以下の値を指定します。
フィールド | 値 |
---|---|
ルール ID | ルールの名前 |
Description | ルールの説明 |
Users | デプロイされたアプリケーションへのアクセスが許可される、Google ユーザー名 |
グループ | デプロイされたアプリケーションへのアクセスが許可される、Google グループ ID (該当する場合) |
アプリケーション | 指定されたユーザーおよびグループがアクセス許可を持つアプリケーション すべてのアプリケーションを選択するには、 |
アプリケーション アクセス制御の有効化
ID プロバイダーを構成してアクセス制御ポリシー ルールを指定したら、ダッシュボードから [はい] オプションを選択して、ダッシュボード アクセス制御を有効にする必要があります。
アクセス トークンの生成
アプリケーション アクセス制御が有効になると、アクセス制御ポリシー ルールに指定されているユーザーはベアラー アクセス トークンを生成できます。アクセス トークンの生成の詳細については、Google のドキュメンテーションのウェブサーバー アプリケーションに OAuth 2.0 を使用するを参照してください。
MATLAB Production Server RESTful API を使用してサーバーにリクエストを行う際、クライアント プログラムはこのアクセス トークンを HTTP 認証ヘッダーで使用します。このヘッダーの形式は Authorization:Bearer <access token>
です。