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MATLAB Grader リリース ノート
2021 年 10 月
LMS でのレポートのダウンロード
LTI 経由で MATLAB® Grader™ を使用している講師は、問題に対する受講者の提出内容のレポートをダウンロードできるようになりました。これらのレポートにより、講師は次のことができるようになります。
解答のアーカイブ
受講者コードの手動レビューの実施 (受講者の解答が正しくない場合に部分点を与えるなど)
解答の比較、および盗作検出ソフトウェアへの解答の送信
学期間での受講者の解答の比較
レポートのダウンロードの詳細については、レポートの作成を参照してください。
2021 年 8 月
履歴からの問題の表示
下書きモードまたは最終版として問題を保存するたびに、MATLAB Grader によってコピーが保存されます。
問題の履歴では、問題のすべてのバージョンを表示できます。問題の履歴を表示を参照してください。
2021 年 1 月
LMS での解答の再採点
講師は、評価結果に影響を与える可能性のある問題の定義に大幅な変更を加えた後、問題に対する受講者の解答を再採点できます。解答の採点と再採点を参照してください。
Campus-Wide License のサポート
MathWorks® Campus-Wide License をもつ受講者および講師は、MATLAB Grader のすべての機能にアクセスできます。
また、Campus-Wide License を使用しているお客様は、LMS 管理者が MATLAB Grader にログインしたときに LTI 資格情報を作成できるように、LMS 管理者にライセンス管理者の役割を割り当てることができるようになりました。
2020 年 9 月
MATLAB Grader の日本語対応
ブラウザーの既定の言語が日本語に設定されている場合に、テキスト、ナビゲーション、および説明が日本語で表示されるようになりました。
ブラウザーの既定の言語が日本語に設定されていない場合は、日本語ローカライズの手順に従ってください。
いくつかの例外があります。次の機能は英語のみです。
問題集のコンテンツ
エラーと警告
2020 年 4 月
部分的な採点
部分的な採点により、講師は次のことができます。
"正解/不正解" による評価方法と "重み付け" による評価方法の切り替え。
"重み付け" が選択されている場合、点数を割り当てて、各評価の重み付けをパーセント単位で確認。
部分的な採点/パーセントを受講者に表示するためのアクセス権を制御。
パーセント スコアを受講者に表示するオプションを講師が有効にした場合、受講者は解答を提出するときに、各テストに割り当てられた重み付けパーセンテージを確認できます。
詳細については、評価を参照してください。
2020 年 3 月
説明用のリッチ テキスト エディター
コース、課題、問題の説明フィールドでリッチ テキスト編集機能を使用して、イメージやリンクを追加したり、テキストに高度な書式設定を適用したりできます。WYSIWYG (What You See Is What You Get) とも呼ばれるリッチ テキスト エディターは、よりロバストな編集環境を提供します。
受講者名付きのレポート
提出された解答に関するデータを使用して生成できるレポートには、受講者の名前も含まれます。レポートの作成を参照してください。
2019 年 8 月
受講者の解析
[コースと内容] で、講師が "受講者のステータス" ビューを使用して、問題に関する受講者の成績について概要を確認できるようになりました。この機能は、MATLAB Grader のライセンスをもつユーザーのみ使用できます。機能およびライセンス要件の詳細については、MATLAB Grader の [今すぐ始める] で [オプションを確認する] を参照してください。
[受講者の解析] では、講師は問題について以下の点を知ることができます。
問題を解決済み、未解決、未試行である受講者のパーセンテージ (ステータスの概要を参照)
問題を解決するまでに受講者が提出を行った回数 (問題の解決に要した提出回数を参照)
各テストに合格するまでに受講者が提出を行った回数 (各テストの合格に要した平均提出回数を参照)
問題を解決することをあきらめる前に、受講者が提出を行った回数 (問題を解決するために試行された提出回数を参照)
受講者がまだ合格していないテスト (各テストにまだ合格できていない受講者を参照)
クラス概要で進捗を表示を参照してください。
新しい問題集
「微積分 II」問題集- 承認された講師は、全 10 問で構成される新しい "微積分 II" 問題集を利用できるようになりました。
「微積分 II」コースでの使用、および微積分 II の概念についての知識が求められるコースでの使用を想定しています。
この問題は、MATLAB での可視化、操作、アルゴリズムを通して、工学的および科学的問題を解くために必要な微積分の利用方法について、概念的および実践的な理解を深めます。
学習範囲: 積分の応用および手法、数列と級数、パラメトリック方程式と極座標。
必要条件
問題集は、「微積分 I」までの数学の予備知識があることを前提としています。
初心者レベルのプログラミングの習得をお勧めします。MATLAB 入門コースまたはプログラミング入門コースを受講するとこのレベルの知識を得ることができます。
一部の問題では Symbolic Math Toolbox™ を使用します。受講者の習熟度を評価するために、Symbolic Math Toolbox 問題集に収録されている問題で補足することを検討してください。
「数値的手法」問題集- 承認された講師は、全 10 問で構成される新しい "数値的手法" 問題集を利用できるようになりました。
「数値的手法」コースおよび「解析」コースでの使用を想定しています。この問題集は、数値的手法の知識を必要とするコースでも使用できます。
学習範囲: モデリング、コンピューターと誤差解析、方程式の解法、線形代数、近似、数値微分/積分、常微分方程式。
必要条件
この問題集は、微積分、線形代数、微分方程式の予備知識があることを前提としています。
初心者レベルのプログラミングの習得をお勧めします。MATLAB 入門コースまたはプログラミング入門コースを受講するとこのレベルの知識を得ることができます。
使用可能なすべての問題集に関する情報は、MATLAB Grader の課題のコレクションにあります。
2019 年 3 月
IMS LTI 1.1 認定
MATLAB Grader は、IMS Global の App Vetting Program によりプライバシーとセキュリティの審査を受け、LTI 1.1 認定を取得しています。詳細については、MathWorks IMS 認定プロファイルを参照してください。
新しい問題集
すべての講師ロール ユーザー向けに、問題の選択肢として次の 2 つの新しい問題集が追加されました。"Symbolic Math Toolbox" (10 問) および "微積分 I" (10 問)。このコンテンツは、認証を受けた講師のみが使用できます。
アクセシビリティの改善
キーボードやスクリーン リーダーの追加サポートなど、受講者インターフェイスに対するアクセシビリティの複数の改善が行われました。
2019 年 2 月
自動登録
受講者または講師をコースに追加する、または問題集でコラボレーションする相手を追加することで、自動的にコースまたは問題集に登録されます。コースまたは問題集の詳細へのリンクが記載された通知メールはこれまでどおり送信されます。
拡張された登録リストでは、通知を発行した電子メールを使用してサインインしたユーザーや、通知を発行した電子メールとは異なるメール アドレスを使用している受講者を確認できます。
LMS と連携した受講者解析
LMS と連携して、講師が "受講者のステータス" ビューを使用して、問題に関する受講者の成績について概要を確認できるようになりました。この機能は、MATLAB Grader のライセンスをもつユーザーのみ使用できます。
[受講者の解析] では、講師は問題について以下の点を知ることができます。
問題を解決済み、未解決、未試行である受講者のパーセンテージ (ステータスの概要を参照)
問題を解決するまでに受講者が提出を行った回数 (問題の解決に要した提出回数を参照)
各テストに合格するまでに受講者が提出を行った回数 (各テストの合格に要した平均提出回数を参照)
問題を解決することをあきらめる前に、受講者が提出を行った回数 (問題を解決するために試行された提出回数を参照)
受講者がまだ合格していないテスト (各テストにまだ合格できていない受講者を参照)
クラス概要で進捗を表示を参照してください。
「MATLAB Grader 入門」と「プログラミング入門」の無料サンプル問題を提供
空白の問題、自分のコース/問題集、共有されたコース/問題集に加えて、[問題を追加] で以下が選択できるようになりました。
Getting Started with MATLAB Grader: 問題を作成し、評価を行うための方法を説明するサンプル問題。
Introduction to Programming: MATLAB を使用した、プログラミングの初心者向けのコードと関数を示すサンプル問題。
このコンテンツは、認証を受けた講師のみが使用できます。
2018 年 7 月
MATLAB Grader の提供開始
改良された Cody™ Coursework™ はこのたび名称を変更し、MATLAB Grader となりました。MATLAB Grader では、多くの改善点と新機能に加え、Cody Coursework のすべての機能を講師の方々に引き続き提供いたします。
MATLAB Grader の詳細については、https://www.mathworks.com/products/matlab-grader.htmlで製品情報を参照してください。
メモ
Cody Coursework で実施中のコースに対する既存のリンクは、MATLAB Grader の同じコースのページにリダイレクトされます。以前ご利用になっていたコースとコンテンツは、MATLAB Grader への初回サインイン時から、すべてご利用可能です。ただし、Cody Coursework への既存のリンクについては grader.mathworks.com に変更して使用する必要があります。
コースおよび問題集で問題を新規作成する、または既存の問題を再利用する- [問題を追加] を選択して、空白の問題からの新規作成、サンプル問題の再利用、既存の問題 (他のユーザーと共有しているものも含む) の再利用ができます。
問題集に保存する問題の作成- コースとは別に作成した問題は、"問題集" に保存されます。グループおよび問題集で問題をコピーしたり再編成したりできます。
問題集のコンテンツ作成するときに、他の講師やコンテンツ作成者とコラボレーションできます。
LMS との連携- Blackboard®、Moodle™、Canvas®、またはその他の LTI 1.1 互換プラットフォームなどの学習管理システム (LMS) でホストされているコースに MATLAB Grader のコーディング問題を連携させます。
LMS コースを MATLAB Grader にリンクして、そのコースの問題を再利用できます。