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xslt

XSLT エンジンを使って XML ドキュメントを変換

構文

result = xslt(source,style,dest)
[result,style] = xslt(___)
xslt(___,'-web')

説明

result = xslt(source,style,dest) は、スタイルシートを使って XML ドキュメントを変換し、結果として得られるドキュメントの URL を返します。関数は、以下の入力を使い、最初の入力は必須です。

  • source はソース XML ファイルのファイル名または URL であり、文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。source には DOM ノードを指定することもできます。

  • style は XSL スタイルシートのファイル名または URL であり、文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

  • dest は目的の出力ドキュメントのファイル名または URL であり、文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。dest が未指定または空の場合は、関数は一時ファイル名を利用します。dest'-tostring' の場合、関数は出力ドキュメントを文字ベクトルとして返します。

[result,style] = xslt(___) は、後に続く XSLT の呼び出しに style として渡すために適した処理済みのスタイルシートを返します。これにより、スタイルシートの処理の重複を避けることができます。

xslt(___,'-web') は結果として得られるドキュメントをヘルプ ブラウザーに表示します。

この例は、スタイルシート info.xsl を使ってファイル info.xml を変換し、その出力をファイル info.html に書き込みます。MATLAB® Web ブラウザーで結果の HTML ファイルを起動します。

xslt('info.xml', 'info.xsl', 'info.html', '-web')

ヒント

MATLAB では、XSLT 1.0 の式をサポートする Saxon XSLT プロセッサ Version 6.5.5 を使用します。詳細については、About SAXON を参照してください。

XSL スタイルシートの作成の詳細については、World Wide Web Consortium (W3C®) の Web サイト、The Extensible Stylesheet Language Family (XSL) を参照してください。

バージョン履歴

R2006a より前に導入