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unzip

zip ファイルの内容の解凍

説明

unzip(zipfilename) は、アーカイブされた zipfilename の内容を現在のフォルダーに解凍します。このとき、各ファイルの属性とタイムスタンプは保持されます。unzip を使用すると、ローカル システムまたはインターネット URL からファイルを解凍することができます。

同じ名前のファイルが存在し、そのファイルが読み取り専用でない場合、MATLAB® により上書きされます。それ以外の場合、MATLAB は警告を発行します。Microsoft® Windows® プラットフォームでは、隠されており、システムとアーカイブの属性は設定されません。

unzip(zipfilename,outputfolder)zipfilenameoutputfolder に解凍します。outputfolder が存在しない場合、MATLAB により作成されます。

filenames = unzip(___) は、解凍されたファイルの名前を含む文字ベクトルの cell 配列を返します。

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zip ファイルを作成して、archive フォルダーに解凍します。

例の MAT ファイルを含む zip ファイル examples.zip を作成します。

zip('examples.zip','*.mat',...
    fullfile(matlabroot,'toolbox','matlab','audiovideo'))

examples.ziparchive フォルダーに解凍します。

exampleFiles = unzip('examples.zip','archive')
exampleFiles = 1×7 cell
    {'archive\chirp.mat'}    {'archive\gong.mat'}    {'archive\handel.mat'}    {'archive\laughter.mat'}    {'archive\mtlb.mat'}    {'archive\splat.mat'}    {'archive\train.mat'}

URL から zip ファイルをローカル フォルダーにダウンロードして解凍します。

example_file.zip という zip ファイルが URL http://example.com/example_file.zip に保存されているとします。そのファイルを目的のローカル フォルダー example_folder にダウンロードして解凍します。

url = 'http://example.com/example_file.zip';
unzip(url, 'example_folder');

入力引数

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解凍元の zip ファイルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。zipfilename に拡張子がない場合、MATLAB は zipfilename.zip を追加して検索します。

zipfilename には、現在のフォルダーに対する相対パスまたは絶対パスが含まれなければなりません。

zipfilename が URL の場合、zipfilename にはプロトコル タイプ (http:// など) が含まれなければなりません。MATLAB は URL をシステム上の一時フォルダーにダウンロードし、クリーンアップ時にその URL を削除します。

unzip はパスワードで保護されるか暗号化された zip アーカイブをサポートしません。

データ型: char | string

ファイルの解凍先フォルダー。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

データ型: char | string

出力引数

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解凍されたファイルの名前。文字ベクトルの cell 配列として返されます。outputfolder で相対パスを指定した場合、filenames には相対パスが格納されます。outputfolder で絶対パスを指定した場合、filenames には絶対パスが格納されます。

ヒント

  • 非 7 ビット ASCII 文字を含む zip ファイルを解凍するには、適切な言語/エンコード設定をもつマシン上でファイルを解凍します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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