uiopen
ファイル選択ダイアログ ボックスを開き、選択されたファイルをワークスペースに読み込む
説明
uiopen
は、タイトルが [開く] のモーダル ダイアログ ボックスを開きます。ダイアログ ボックスのファイル フィルターはすべての MATLAB® ファイルに設定されます。ユーザーが [ファイル名] フィールドに有効なファイル名を入力して [開く] をクリックすると、MATLAB は適切なアプリケーションで指定されたファイルを開きます。適切なアプリケーションがインストールされていない場合、ファイルは MATLAB エディターで開かれるか、エラーが返されます。
メモ
ダイアログ ボックスの視覚的特性は、コードを実行するオペレーティング システムに依存します。たとえば、一部のオペレーティング システムはダイアログ ボックスにタイトル バーを表示しません。
uiopen(
は、指定されたファイルのタイプ (ファイルの拡張子と同じではない) に応じてファイル フィルターを設定します。たとえば、タイプが type
)'figure'
である場合、MATLAB はフィルターをすべての Figure ファイル (*.fig)
に設定します。
uiopen(
は、ダイアログ ボックスの [ファイル名] フィールドに既定値として表示されるファイル名を指定します。同じファイルの拡張子をもつファイルのみがダイアログ ボックスに表示されます。 file
)
ワイルドカード文字およびファイルの拡張子 (*.m
など) を指定する場合、ファイル名は [ファイル名] フィールドに表示されません。ダイアログ ボックスは、指定された拡張子をもつファイルのみを表示します。[ファイル名] フィールドの右にあるフィルター フィールドに type
値が表示されます。
例
入力引数
詳細
ヒント
この表には、ファイル拡張子と、ユーザーがその拡張子をもつファイルを選択して [開く] をクリックしたときにそのファイルが開くアプリケーションを示します。リストされているツールがインストールされておらず、ファイルがテキスト ファイルの場合、ファイルは MATLAB エディターで開きます。Simulink がインストールされていない場合に、拡張子が
.mdl
または.slx
のファイルをユーザーが選択すると、MATLAB はエラーを返します。ファイル拡張子 ファイルが読み込まれる場所 .m
または.mlx
MATLAB エディター .fig
MATLAB Figure ウィンドウ .mat
MATLAB ワークスペース .mlapp
MATLAB App Designer
.mlappinstall
MATLAB アプリ インストーラー .mdl
または.slx
Simulink Microsoft® Windows® でファイルを開くには、関数
winopen
を使用します。
代替方法
ファイルを MATLAB コード ファイルまたはコマンドで開く場合は、以下の関数も使用できます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入