uilamp
ランプ コンポーネントの作成
説明
は、ランプを新しい Figure ウィンドウ内に作成し、lmp
= uilampLamp
オブジェクトを返します。MATLAB® は関数 uifigure
を呼び出してこの Figure を作成します。
は、1 つ以上の名前と値の引数を使用して、lmp
= uilamp(___,Name,Value
)Lamp
プロパティを指定します。このオプションは、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせで使用できます。
例
Figure にランプを作成
fig = uifigure; lmp = uilamp(fig);
パネルにランプを作成
fig = uifigure; pnl= uipanel(fig); lmp = uilamp(pnl);
ランプのプロパティの設定とアクセス
既定のランプを作成します。
fig = uifigure; lmp = uilamp(fig);
現在のランプの色を調べます。
color = lmp.Color
color = 0 1 0
MATLAB は緑を表す RGB 値を返します。
Color
プロパティを完全名 'red'
に設定して、ランプの色を赤に変更します。
lmp.Color = 'red';
Color
プロパティを青の RGB 3 成分に設定して、ランプの色を青に変更します。
lmp.Color = [0 0 1];
入力引数
parent
— 親コンテナー
Figure
オブジェクト (既定値) | Tab
オブジェクト | Panel
オブジェクト | ButtonGroup
オブジェクト | GridLayout
オブジェクト
親コンテナー。関数 uifigure
を使用して作成された Figure
オブジェクト、またはその子コンテナー (Tab
、Panel
、ButtonGroup
または GridLayout
) のいずれかとして指定します。親コンテナーを指定しない場合、MATLAB は関数 uifigure
を呼び出し、親コンテナーとして機能する新しい Figure
オブジェクトを作成します。
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで Name
は引数名で、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
例: uilamp(Color="red")
はランプの色を赤に指定します。
R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: uilamp("Color","red")
はランプの色を赤に指定します。
以下にリストするプロパティは、利用できるプロパティの一部です。完全なリストについては、Lamp のプロパティ を参照してください。
Color
— ランプの色
[0 1 0]
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
ランプの色。RGB 3 成分、16 進数カラー コード、または表にリストされた色オプションのいずれかとして指定します。
RGB 3 成分および 16 進数カラー コードは、カスタム色を指定するのに役立ちます。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度値は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数カラー コードは、ハッシュ記号 (
#
) で始まり、3 桁または 6 桁の0
からF
までの範囲の 16 進数が続く文字ベクトルまたは string スカラーです。この値は大文字と小文字を区別しません。したがって、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、名前を使用して一部の一般的な色を指定できます。次の表に、名前の付いた色オプション、等価の RGB 3 成分、および 16 進数カラー コードを示します。
色名 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" |
MATLAB の多くのタイプのプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数カラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数カラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
データ型: double
| char
Position
— ランプの位置とサイズ
[100 100 20 20]
(既定値) | [left bottom width height]
ランプの位置とサイズ。ベクトル [left bottom width height]
として指定します。次の表で、ベクトルの各要素について説明します。
要素 | 説明 |
---|---|
left | 親コンテナーの内側左端からランプの外側左端までの距離 |
bottom | 親コンテナーの内側下端からランプの外側下端までの距離 |
width | ランプの外側の右端と左端の間の距離 |
height | ランプの外側の上端と下端の間の距離 |
すべての測定単位はピクセルです。
縦横比の制約があるため、ランプの高さと幅を相互に独立して変更することはできません。
Position
の値の基準は、親コンテナーの "描画可能領域" です。描画可能領域は、コンテナーの境界線の内側にある領域で、メニュー バーやタイトルなどの装飾が占める領域は含まれません。
例: [100 200 20 20]
バージョン履歴
R2016a で導入
MATLAB コマンド
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コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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