try, catch
ステートメントの実行と結果のエラーのキャッチ
構文
trystatements
catchexception
statements
end
説明
try
は、statements
, catch statements
endtry
ブロック内のステートメントを実行し、発生したエラーを catch
ブロックでキャッチします。この方法を使用して、一連のプログラム ステートメントの既定エラー動作をオーバーライドできます。try
ブロックのいずれかのステートメントでエラーが生成されると、プログラムの制御は、直ちにエラー処理ステートメントが含まれている catch
ブロックに移動します。
exception
は、エラーの識別を可能にする MException
オブジェクトです。catch
ブロックは、現在の例外オブジェクトを exception
の変数に割り当てます。
try
ブロックと catch
ブロックには、入れ子にされた try/catch
ステートメントを含めることができます。
例
ヒント
1 つの
try
ブロック内に複数のcatch
ブロックを使用することはできません。ただし、try/catch
ブロック全体を入れ子にすることは可能です。他の一部の言語と異なり、MATLAB では
try/catch
ステートメント内でfinally
ブロックを使用できません。