toc
ストップウォッチから経過時間を読み取る
説明
toc
は、関数 tic
によってストップウォッチ タイマーが開始されてからの経過時間を読み取ります。MATLAB® は関数 toc
実行時の内部時間を読み取り、出力を指定しない関数 tic
の最後の呼び出しから経過した時間を表示します。経過時間は秒単位で表現されます。
toc(
は timerVal
)timerVal
に対応する関数 tic
の呼び出しからの経過時間を表示します。
elapsedTime = toc
は、関数 tic
の最後の呼び出しからの経過時間を返します。
例
入力引数
ヒント
入力を指定せずに関数
toc
を連続して呼び出すと、最後のtic
呼び出しからの経過時間を返します。このプロパティにより、ある時点からの複数の測定値を取得することができます。同じ
timerVal
入力を指定して関数toc
を連続して呼び出すと、timerVal
に対応する関数tic
の呼び出しからの経過時間を返します。場合によっては、プログラムの実行が速すぎて
tic
とtoc
では有効なデータを取得できない場合があります。コードの実行が 1/10 秒より速い場合は、コードをループ内で実行して測定し、次に平均を算出して 1 回の実行時間を求めることを検討してください。詳細については、コードのパフォーマンスの測定を参照してください。次の操作を実行すると、予期せぬ出力が発生します。
tic
およびtoc
を使用したtimeit
の時間測定timeit
によって時間測定される関数内でのtic
とtoc
の使用
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入