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pyversion

(非推奨) Python インタープリターの既定のバージョンを変更

pyversion は推奨されません。代わりに pyenv を使用してください。

説明

pyversion は、現在の Python® のバージョンに関する詳細を表示します。

[version, executable, isloaded] = pyversion は、Python のバージョン情報を返します。

___ = pyversion version は、Microsoft® Windows® プラットフォームの既定の Python のバージョンを変更します。前述の構文の任意の出力を要求することができます。この設定は MATLAB® のセッションを切り替えた場合も保持されます。

___ = pyversion executable は、Python 実行可能ファイルへの絶対パスを指定します。この構文は、任意のプラットフォームで、再パッケージ化された CPython 実装のダウンロードに使用できます。

入力引数

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Python バージョン番号。string または文字ベクトルとして指定します。バージョンには、メジャー バージョンとマイナー バージョンの番号をピリオドで区切って含めなければなりません (Windows プラットフォームのみ)。

既存の Python 実行可能ファイルの名前。string または文字ベクトルとして指定します。この引数は Python 実行可能ファイルの名前を含んでいなければならず、絶対パスを指定できます。

出力引数

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Python のバージョン番号。文字ベクトルとして返されます。

Python 実行可能ファイルの名前。文字ベクトルとして返されます。

指定したバージョンが読み込まれているかどうかを示す読み込みバージョン インジケーター。logical として返されます。py. コマンドを入力すると、MATLAB で Python が読み込まれます。

MATLAB が Python を読み込めない場合、isloaded0 になり、実行するコマンドとして py.myfunc を入力したときに MATLAB に名前 py.myfunc を解決できないと表示されます。

バージョン履歴

R2014b で導入

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R2019b: pyversion は非推奨

pyversion は推奨されません。代わりに pyenv を使用してください。現時点で pyversion を削除する予定はありません。

Python 関数をアウトプロセスで実行するために、MATLAB では新しい関数 pyenv を提供しています。この関数は、バージョンを含む Python 環境設定を構成します。MathWorks では、アウトプロセス機能を使用しない場合でも pyenv を使用してすべての変数を管理することを推奨しています。詳細については、Python 機能のアウトプロセスでの実行を参照してください。

参考