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munlock

関数またはスクリプトをメモリからクリアできるようにする

説明

munlock(fun) は、fun という名前の MATLAB® コード ファイルのロックを解除します。mlock を使用してロックされた関数は、munlock を使用してロックを解除しない限り、clear コマンドでメモリから削除することはできません。

munlock は現在実行中のファイルのロックを解除します。この構文は MATLAB コード ファイル内でのみ使用します。

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現在の作業フォルダー内に関数 lockFun を作成します。

function lockFun()
    mlock
end

コマンド プロンプトで関数 lockFun を呼び出します。この関数がロックされていることを確認します。

lockFun
tf = mislocked('lockFun')
tf =

  logical

   1

この関数のロックを解除し、メモリからクリアできるようにします。この関数がロックされていないことを確認します。

munlock('lockFun')
tf = mislocked('lockFun')
tf =

  logical

   0

入力引数

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関数またはスクリプトの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

ヒント

  • ファイルがロックされているかどうかを判定するには、関数 mislocked を使用します。

  • MEX ファイルのロックを解除するには、関数 mexUnlock を使用します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入