inputname
関数入力の変数名
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
inputname
は入力変数名を関数に通知する便利な方法です。たとえば、ある関数が入力のデータ型をチェックして、正しくない型を検出した場合、ワークスペースから変数名を表示します。inputname
をコードの重要なパスで使用したり、eval
、evalin
およびassignin
などのコマンドと使用する変数名の取得に使用することは避けてください。このようにinputname
を使用すると、コードの管理が困難になることがあります。オーバーロードされた
subsref
、subsasgn
、subsindex
、numArgumentsFromSubscript
、numel
、またはプロパティの set または get メソッド内部でinputname
を呼び出した場合、エラーが返されます。inputname
は、転送されたインデックス演算に含まれる引数の名前を取得できません。代わりに、空の string を返します。inputname
を呼び出す関数が MATLAB コード ファイルから呼び出されていない場合、inputname
は MATLAB コードからの呼び出しが見つかるまでスタックを上方向に検索し、そこで検出した名前を返します。たとえば、inputname
が組み込み関数や MEX 関数から呼び出された場合にこの動作が発生します。組み込み関数
arrayfun
が関数ハンドルを介してinputname
を呼び出す次のコードを考えます。fn=@(x) inputname(x); a=1:4; arrayfun(fn,a,'uniformoutput',false)
ans = 'fn' 'a' '' ''
関数
inputname
は、MATLAB コードからの呼び出しが見つかるまでスタックを上方向に検索します。この場合、MATLAB コードはベース ワークスペースであり、inputname
はベース ワークスペースから変数名を返します。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入