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hgexport

Figure の内容のエクスポート

構文

hgexport(fig,filename)

hgexport(fig,"-clipboard")

説明

メモ

exportgraphics と copygraphics は、Figure オブジェクトや axes オブジェクトの内容を取得できるため、hgexport よりも推奨されます。どちらの関数にも、出力をカスタマイズしたり、ベクトル グラフィックスとイメージのどちらを取得するかを指定したりするためのオプションがいくつかあります。 (R2020a 以降)

グラフィックスをエクスポートするさまざまな方法の詳細については、Compare Ways to Export Graphics from Figuresを参照してください。

hgexport(fig,filename) は、Figure fig の内容を、指定したファイル名の EPS ファイルにエクスポートします。

hgexport(fig,"-clipboard") は、Figure の内容をクリップボードにコピーします。この構文は Windows^® システムでのみサポートされています。

内容は、レンダラーに応じて、ベクトル グラフィックスまたはイメージとしてコピーされます。レンダラーが Painters の場合、内容は Windows メタファイルとしてコピーされます。レンダラーが OpenGL^® の場合、内容はイメージとしてコピーされます。レンダラーを判別するには、関数 rendererinfo を使用します。レンダラーの変更は、将来のリリースではできなくなります。

例

EPS ファイルとしての Figure のエクスポート

プロットを作成し、関数 gcf を呼び出して現在の Figure を取得します。

plot([0 0.3 0.1 0.6 0.4 1])
fig = gcf;

Figure の内容をファイル myplot.eps に保存します。

hgexport(fig,"myplot.eps")

入力引数

fig — エクスポートする Figure

Figure

エクスポートする Figure。figure オブジェクトとして指定します。

filename — ファイル名

string スカラー | 文字ベクトル

ファイル名。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

例: hgexport(gcf,"myfile.eps") は、ファイル名に string スカラーを指定します。

例: hgexport(gcf,'myfile.eps') は、ファイル名に文字ベクトルを指定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

R2022b: UI コンポーネントは将来のリリースでサポート終了予定

将来のリリースでは、関数 hgexport は、Figure の UI コンポーネントの保存をサポートしません。

UI コンポーネントを含む Figure をエクスポートするには、関数 exportapp を呼び出します。たとえば、2 つのボタンと 1 つのスライダーを含むシンプルなアプリを作成します。関数 exportapp を呼び出して、Figure の内容を PDF ファイルとしてエクスポートします。

% Create figure with three UI components
f = uifigure;
button1 = uibutton(f,"Position",[150 300 100 50]);
button2 = uibutton(f,"Position",[300 300 100 50]);
slider1 = uislider(f,"Position",[150 250 250 3]);

% Export the contents of the figure
exportapp(f,"myapp.pdf")

あるいは、関数 getframe を呼び出して、Figure の内容を取得します。その後、関数 imwrite を呼び出して、その内容を保存します。今度は、内容を JPEG ファイルとして保存します。

F = getframe(f);
imwrite(F.cdata,"myapp.jpg");

R2022b: PostScript (.ps) ファイルは将来のリリースでサポート終了予定

将来のリリースで、関数 hgexport は、フルページの PostScript^® (.ps) ファイルの作成をサポートしません。ベクトル グラフィックス ファイルをエクスポートするには、次のいずれかの方法を使用します。

関数 exportgraphics を呼び出します。ファイル拡張子 .eps、.pdf、または .emf を指定し、ContentType オプションを "vector" に設定します。この関数は、プロット周囲を余白なくトリミングした内容を取得し、フルページの出力を作成しません。たとえば、プロットを作成し、現在の Figure の内容を、ベクトル グラフィックスを含む PDF ファイルとして保存します。

plot([0 3 2 4 1]);
exportgraphics(gcf,"myplot.pdf","ContentType","vector")

あるいは、関数 hgexport を呼び出し、ファイル拡張子 .eps、.emf、または .svg を指定します。たとえば、プロットを作成して、現在の Figure のコンテンツを EPS ファイルとして保存します。

plot([0 3 2 4 1]);
hgexport(gcf,"myplot.eps")

R2022b: BMP、HDF、PBM、PCX、PGM、および PPM ファイルは将来のリリースでサポート終了予定

BMP、HDF、PBM、PCX、PGM、および PPM ファイル形式は、将来のリリースではサポートされません。

これらの形式のいずれかを使用してグラフィックスをエクスポートするには、代わりに関数 imwrite を使用します。たとえば、ライン プロットを作成し、関数 getframe を使用して、現在の Figure の内容を取得します。その後、その内容を BMP ファイルとして保存します。

plot([0 3 2 4 1]);
F = getframe(gcf);
imwrite(F.cdata,"myplot.bmp");

参考

関数

• exportgraphics | copygraphics | exportapp | print

トピック

• Compare Ways to Export Graphics from Figures