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h5writeatt

HDF5 属性の書き込み

説明

h5writeatt(filename,loc,attr,val) は、値 val を含む属性 attr を HDF5 ファイル内の指定された場所に書き込みます。

h5writeatt(filename,loc,attr,val,'TextEncoding',encoding) は指定されたエンコードを使用して attr を HDF5 ファイル内の指定された場所に書き込みます。'UTF-8''TextEncoding' の既定の設定ですが、'system' はシステム エンコードを使用して文字を表します。通常、'system' をエンコードとして指定する必要はありません。

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値が現在の時間である examplefile.h5 のルート グループに属性を書き込みます。

date = datestr(now);
h5writeatt('examplefile.h5','/','creation_date', date);

HDF5 ファイルのルート グループから属性を読み取ります。

val1 = h5readatt('examplefile.h5','/','creation_date')
val1 = 
'19-Aug-2023 13:56:51'

double の配列を作成し、それをデータセット /g4/world に書き込みます。

attData = [0 1 2 3];
h5writeatt('examplefile.h5','/g4/world','val2',attData);

データセットのメタデータを表示します。属性 val2 にはデータセットに属している属性のうちの 1 つがリストされます。

h5disp('examplefile.h5','/g4/world');
HDF5 examplefile.h5 
Dataset 'world' 
    Size:  36x19
    MaxSize:  36x19
    Datatype:   H5T_IEEE_F64LE (double)
    ChunkSize:  []
    Filters:  none
    FillValue:  0.000000
    Attributes:
        'val2':  0.000000 1.000000 2.000000 3.000000 

入力引数

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ファイル名。既存の HDF5 ファイルの名前を含む文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

書き込み先の場所によって、filename は次のいずれかの形式にできます。

場所

形式

現在のフォルダー

現在のフォルダーに書き込むには、ファイルの名前を filename に指定します。

例: 'myFile.h5'

その他のフォルダー

現在のフォルダーとは異なるフォルダーに書き込むには、絶対パス名または相対パス名を filename に指定します。

例: 'C:\myFolder\myFile.h5'

例: 'myFolder\myFile.h5'

リモートの場所

リモートの場所に書き込むには、filename に次の形式の Uniform Resource Locator (URL) として指定されたファイルの絶対パスを含めなければなりません。

scheme_name://path_to_file/my_file.ext

リモートの場所に基づいて、scheme_name には次の表の値のいずれかを指定できます。

リモートの場所scheme_name
Amazon S3™s3
Windows Azure® Blob Storagewasb, wasbs

詳細については、リモート データの操作を参照してください。

例: 's3://bucketname/path_to_file/myFile.h5'

ファイル内の位置。属性を関連付ける既存のグループまたはデータセットの絶対パス名が含まれる文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

属性の名前。グループまたはデータセットに属している属性の名前が含まれる文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。属性が存在しない場合、 h5writeatt は、指定した名前で属性を作成します。

指定した属性が既に存在するが、val とデータ型またはデータ領域が一致しない場合、h5writeatt はその属性を削除し、作成し直します。文字列属性は、単一の 0 次元データ点であるスカラー データ領域で作成されます。

書き込まれる属性の値。文字ベクトル、string スカラー、または数値として指定します。

テキスト エンコード。'TextEncoding' と次の値のいずれかで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

  • 'UTF-8' — UTF-8 エンコードを使用して文字を表す。

  • 'system' — システム エンコードを使用して文字をバイトとして表す (非推奨)。

制限

  • h5writeatt は、HDFS™ にリモートに保存されているファイルへの書き込みをサポートしません。

バージョン履歴

R2011a で導入

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