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ferror

ファイル I/O のエラー情報

説明

message = ferror(fileID) は、指定されたファイルに対する最後のファイル I/O 操作のエラー メッセージを返します。

[message,errnum] = ferror(fileID) は、そのエラー メッセージに関連付けられたエラー番号を返します。

[message,errnum] = ferror(fileID,'clear') は、指定されたファイルのエラー インジケーターをクリアします。リテラル clear を文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。エラー インジケーターをクリアすると、後続の ferror の呼び出しは、最後の I/O 操作が正常に完了した場合と同様に動作します。

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指定したファイルに関する最新のファイル I/O エラーの詳細を返します。

読み取るファイルを開きます。

fid = fopen('outages.csv','r');

読み取り位置をファイルの先頭から -5 バイトに設定します。ファイルの先頭より前にはデータが存在しないため、fseek-1 を返して、操作が失敗したことを示します。

status = fseek(fid,-5,'bof')
status = -1

ファイル識別子 fid を使用して、ファイルに関する最新のエラー メッセージの詳細を取得します。

error = ferror(fid) 
error = 
'Offset is bad - before beginning-of-file.'

ファイルを閉じます。

fclose(fid);

入力引数

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開いているファイルのファイル識別子。整数として指定します。fileID 次の値のいずれかを指定できます。

  • N — 関数 fopen で生成された有効なファイル識別子をもつファイルへの入力または出力。N3 以上です。

  • 0 — 標準入力デバイスからの入力。

  • 1 — 標準出力デバイスへの出力。

  • 2 — 標準誤差。

データ型: double

出力引数

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エラー メッセージ。最後の I/O 操作に関連付けられたエラー メッセージを含む文字ベクトルとして返されます。最後の I/O 操作が正常に完了した場合、またはエラー メッセージを手動でクリアした場合、message は空の文字ベクトルです。

エラー番号。最後のファイル I/O 操作のエラーに関連付けられた整数コードとして返されます。最後のファイル I/O 操作が正常に完了した場合、errnum0 です。非ゼロの errnum はエラーがあることを示します。

  • 負の値は MATLAB® エラー メッセージに対応します。

  • 正の値はシステムの C ライブラリ エラー メッセージに対応します。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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