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day

入力の日付と時刻の日番号と日名

説明

d = day(t) は、t で指定した日付と時刻のそれぞれについて月間通算日番号を返します。

出力 d は 1 から 31 までの整数値が格納された double 配列です。値の範囲は月および年によって異なります。日の値を datetime 配列 t に代入するには、t.Day を使用して Day プロパティを変更します。

d = day(t,dayType) は、datetime 配列 t の日番号または日名を、指定した型 ("dayofmonth""dayofweek""dayofyear""name""shortname" のいずれか) で返します。

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日付の配列から月間通算日番号を抽出します。

t = [datetime('yesterday');datetime('today');datetime('tomorrow')]
t = 3x1 datetime
   24-Jan-2024
   25-Jan-2024
   26-Jan-2024

d = day(t)
d = 3×1

    24
    25
    26

関数 day の 2 番目の入力として 'name' を指定して、任意の日付の曜日を判別します。

t = datetime(2014,05,16)
t = datetime
   16-May-2014

d = day(t,'name')
d = 1x1 cell array
    {'Friday'}

あるいは、'dayofweek' を指定して曜日の番号を返します。

d = day(t,'dayofweek')
d = 6

入力引数

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入力の日付と時刻。datetime 配列として指定します。

Financial Toolbox™ を必要とする従来のコードをサポートできるように、day ではシリアル日付値やテキストを入力として使用することもできますが、この方法は推奨されません。詳細については、バージョン履歴を参照してください。

日の値のタイプ。次の表の値として指定します。

dayType の値

説明

'dayofmonth' (既定)

1 から 28、29、30、31 までの月間通算日番号。範囲は月によって異なります。

'dayofweek'

1 から 7 までの曜日の値。1 が日曜日です。

'iso-dayofweek' (R2023a 以降)

ISO 8601 標準に従った、1 から 7 までの曜日番号。1 が月曜日です。

'dayofyear'

1 から 365 または 366 までの年間通算日番号。範囲は年によって異なります。

'name'

曜日の完全名。たとえば Sunday です。NaT の datetime 値では、曜日名は空の文字ベクトル '' です。

'shortname'

曜日の短縮名。たとえば Sun です。NaT の datetime 値では、曜日名は空の文字ベクトル '' です。

メモ

day は、[基本設定] ウィンドウの [日付と時刻の形式] セクションの [ロケール] オプションに指定された言語で曜日名を返します。既定の日付と時刻のロケールを変更する方法については、コマンド ウィンドウ基本設定の設定を参照してください。

この引数は、tdatetime 配列の場合のみ有効です。

出力引数

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日番号または曜日名。double 型の整数の数値配列または文字ベクトルの cell 配列として返されます。d のサイズは t と同じです。

拡張機能

バージョン履歴

R2014b で導入

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