colorbar
カラー スケールを示すカラー バー
構文
説明
colorbar
は、現在の座標軸またはチャートの右側に、垂直なカラー バーを表示します。カラー バーには現在のカラーマップが表示され、データ値とカラーマップの対応が示されます。
colorbar(
は、location
)'northoutside'
などの特定の位置にカラー バーを表示します。すべてのチャートのタイプで、カラー バーの位置の変更がサポートされているわけではありません。
colorbar(___,
は、名前と値のペアの引数を 1 つ以上使用してカラー バーの外観を変更します。たとえば、Name,Value
)'Direction','reverse'
はカラー スケールを反転します。前述の任意の構文で、最後の引数ペアとして Name,Value
を指定します。すべてのチャートのタイプで、カラー バーの外観の変更がサポートされているわけではありません。
colorbar(
は、target
,___)target
で指定された座標軸またはチャートにカラー バーを追加します。前述の任意の構文で、最初の引数としてターゲットの座標軸またはチャートを指定します。
c = colorbar(___)
は、ColorBar
オブジェクトを返します。カラー バーの作成後に、このオブジェクトを使用してプロパティを設定できます。前述の任意の構文で戻り引数 c
を指定します。
例
入力引数
ヒント
カラー バーに沿って説明テキストを追加するには、カラー バーの
Label
プロパティを使用して、基となる text オブジェクトにアクセスします。c.Label.String = 'My Colorbar Label';
フォント スタイルや色などのラベルの外観を変更するには、他のテキスト プロパティを設定します。プロパティの一覧については、Text のプロパティ を参照してください。たとえば、次のコードはフォント サイズを変更します。
c.Label.FontSize = 12;
カラー バーを追加すると、カラー バーに合わせて座標軸のサイズが変更されることがあります。
座標軸がない状態で関数
colorbar
を使用すると、空白の座標軸が作成され、既定のカラーマップのカラー バーが表示されます。現在の座標軸からすべてのカラー バーを削除する場合は、
colorbar('off')
の代わりにcolorbar('delete')
またはcolorbar('hide')
も使用できます。これらのコマンドはすべて等価です。