ドキュメンテーション

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ライブ スクリプトとは

MATLAB® ライブ スクリプトは、ライブ エディターと呼ばれる単一の環境で MATLAB コードと埋め込みの出力、書式設定されたテキスト、数式およびイメージを組み合わせた対話型ドキュメントです。ライブ スクリプトは、ライブ スクリプトファイル形式を使用して、拡張子が .mlx のファイルに保存されます。

ライブ スクリプトを使用すると、次を行うことができます。

  • 視覚的に問題を調査および解析

    • 単独の対話型環境でコードを記述、実行およびテストします。

    • コードをブロックごとに実行するか、またはファイル全体で実行し、結果とグラフィックスを、それらを生成したコードとともに表示します。

  • 多様に書式設定された実行可能な表現コンテンツを共有

    • プロセスを説明するためのタイトル、見出しおよび書式設定されたテキストを追加し、サポート素材として LaTeX 式、イメージおよびハイパーリンクを含めます。

    • 表現コンテンツを、多様に書式設定された実行可能なドキュメントとして保存し、同僚や MATLAB コミュニティと共有したり、HTMLPDF、または LaTeX ファイルに変換して公開したりすることができます。

  • 教育のための対話型講義の作成

    • コードと結果に、書式設定されたテキストと数学の方程式を組み合わせます。

    • 順を追った講義内容を作成し、それらを順に実行してトピックについて解説します。

    • 質問に回答したり、関連するトピックについて確認したりするために、その場でコードを変更することができます。

    • 対話型ドキュメントまたはハードコピー形式で講義内容を受講生と共有し、課題として部分的に完了しているファイルを配布します。

ライブ スクリプトとスクリプト

ライブ スクリプトは、いくつかの点で標準のコード スクリプトとは異なります。次の表は、主な相違点をまとめています。

 ライブ スクリプトスクリプト
ファイル形式ライブ スクリプト ファイル形式。詳細については、ライブ スクリプト ファイル形式 (.mlx)を参照してください。標準テキスト ファイル形式
ファイルの拡張子.mlx.m
出力の表示ライブ エディターのコードで表示コマンド ウィンドウで表示
国際化ロケール間で相互利用が可能7 ビット ASCII 文字以外は全ロケール間で互換性なし
テキストの書式設定書式設定されたテキストをライブ エディターで追加および表示パブリッシュ マークアップを使用して書式設定されたテキストを追加し、パブリッシュして表示
視覚的表現

要件

  • MATLABR2016a — MATLAB は、バージョン R2016a 以降でライブ スクリプトをサポートしています。MATLAB バージョン R2014bR2015a および R2015b では、ライブ スクリプトを "コードのみ" のファイルとして開くことができます。

    注意

    ライブ スクリプトを MATLAB バージョン R2014bR2015a および R2015b で保存すると、書式設定されたテキスト、イメージ、ハイパーリンク、数式および生成された出力内容はすべて失われます。

  • オペレーティング システム — MATLAB は、MATLAB によってサポートされている大半のオペレーティング システムでライブ スクリプトをサポートしています。詳細については、「System Requirements」を参照してください。

    サポートされていないバージョンは、次のとおりです。

    • Red Hat Enterprise Linux 6

    • Red Hat Enterprise Linux 7

    • SUSE Linux Enterprise Desktop Version 13.0 以前

    • Debian 7.6 以前

    オペレーティング システムによっては、ライブ エディターの実行に追加の構成が必要となります。お使いのシステムでライブ エディターを実行できない場合、システムの構成方法をテクニカル サポートにお問い合わせください

サポートされていない機能

ライブ スクリプトを作成するかどうかを決める際には、ライブ エディターでサポートされていない一部の機能に留意することが重要です。

  • 関数とクラス — ライブ エディターはライブ スクリプト内の関数のみをサポートします。ライブ エディターで関数を作成するには、それらをライブ スクリプトの末尾に含めます。詳細については、スクリプトへの関数の追加を参照してください。クラス ファイルまたは関数ファイルを作成するには、標準のコード ファイル (.m) として作成します。その後、ライブ スクリプトから関数とクラスを呼び出すことができます。

  • グラフィカル デバッガーを使用したデバッグ — ライブ エディターでは、グラフィカルにブレークポイントを設定したり、[一時停止] ボタンを使用してライブ スクリプトの実行を一時停止したりすることはできません。ファイルをデバッグするには、ライブ スクリプトのデバッグに関する説明を参照してください。あるいは、ライブ スクリプトを標準のコード ファイル (.m) として保存することもできます。

    ライブ スクリプトから呼び出される標準のコード ファイル (.m) 内にブレークポイントが設定されている場合、MATLAB はライブ スクリプトを実行するときに、そのブレークポイントを無視します。

  • エディターの設定 — ライブ エディターは、カスタム キーボード ショートカット、Emacs 形式のキーボード ショートカットを含め、エディターの設定の大半を無視します。

ライブ スクリプトをスクリプトとして保存

ライブ スクリプトを標準のコード ファイル (.m) として保存するには、次を行います。

  1. [ライブ エディター] タブの [ファイル] セクションで、[保存][名前を付けて保存] を選択します。

  2. 表示されたダイアログ ボックスで、[ファイルの種類] として [MATLAB コード ファイル (*.m)] を選択します。

  3. [保存] をクリックします。

保存するときに、MATLAB は、すべての書式設定されたコンテンツをパブリッシュ マークアップに変換します。

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