.NET への MATLAB インターフェイスを使用するためのシステム要件
MATLAB® インターフェイスでは以下がサポートされています。
.NET Framework 4.0 Runtime 以上 (Microsoft® Windows®)
.NET Desktop Runtime 6.0 以上 (Microsoft Windows)
.NET Runtime 6.0 以上 (macOS および Linux®)
インターフェイスは .NET Core を対象としたアセンブリ、および Microsoft .NET Framework Version 2.0 以降を対象としたアセンブリを引き続きサポートします。既定で、MATLAB はシステム上に検出される最新バージョンの .NET を使用します。MATLAB と互換性がある .NET のバージョンの詳細については、MATLAB Interfaces to Other Languages を参照してください。
サポートされているバージョンがシステムにあるかどうかを確認するには、関数 NET.isNETSupported を使用します。ランタイム環境を変更するには、dotnetenv を呼び出します。
.NET アプリケーションを使用するには、プログラムのインストール方法とその機能の詳細について、ベンダーの製品ドキュメンテーションを参照してください。
.NET コア設定の変更
dotnetenv 関数を使用すると、.NET Runtime 環境の設定を変更できます。たとえば、名前と値の引数 Version を使用して特定の数値バージョンを選択できます。ターゲット フレームワークを選択するには、名前と値の引数 Frameworks を使用します。以下に例を示します。
ne = dotnetenv("core",Version="8",Frameworks="Microsoft.WindowsDesktop.App");
Microsoft .NET Framework 用の MATLAB 構成ファイル
MATLAB では、システムで使用可能な最新の基幹アセンブリを読み込む、Microsoft .NET Framework 用の構成ファイル が用意されています。構成ファイルの変更および使用はユーザーの責任において可能です。matlabroot/bin/win64/MATLAB.exe.config
.NET Framework の構成ファイル スキーマの詳細については、Microsoft .NET Framework のドキュメンテーションを参照してください。
参考
dotnetenv | NET.isNETSupported