MATLAB が予期せず終了した場合
MATLAB® で内部エラーが検出されると、MATLAB には、次の 2 つのダイアログ ボックスのいずれかが表示されます。[MathWorks® クラッシュ レポーター] または [MathWorks クラッシュ アナライザー]。いずれの場合も、MATLAB の内部状態は不安定であり、適切に使用することができません。
MathWorks クラッシュ レポーター
MATLAB がクラッシュすると、[MathWorks クラッシュ レポーター] ダイアログ ボックスが表示され、クラッシュ レポートを MathWorks テクニカル サポートに送信するように求められます。また、再現手順やクラッシュ時に行っていた処理に関する情報を記載するスペースもあります。[レポートの送信] をクリックして有効な電子メール アドレスを入力すると、すぐに自動電子メールが送られてきます。クラッシュに関するサポートが必要な場合は、電子メールに返信してください。テクニカル サポートのエージェントからご連絡いたします。電子メールが届かない場合は、MathWorks の「サポートへのお問い合わせ」ページから MathWorks テクニカル サポートに直接お問い合わせください。
クラッシュ レポーターでは、問題の原因の診断に関連する情報が表示されます。この情報は、MATLAB のクラッシュの原因によって異なることがあります。クラッシュの原因がわかっている場合は、MathWorks Bug Reports データベースで、それに関する情報を確認できます。
状況によっては、クラッシュ レポーターが開かない場合があります。たとえば、-nodisplay オプションを指定して MATLAB を起動した場合、クラッシュ レポーターは使用できません。MATLAB が予期せず終了し、クラッシュ レポーターが表示されない場合は、MathWorks テクニカル サポートにお問い合わせください。クラッシュ レポートを見つけて問題を解決できるよう、テクニカル サポートがお手伝いいたします。テクニカル サポートに問い合わせる前にクラッシュ レポートを見つける場合は、MATLAB Answers™ の記事 How do I locate the crash dump files generated by MATLAB? を参照してください。
MathWorks クラッシュ アナライザー
MATLAB が予期せず終了した場合、MATLAB は、マシン上でクラッシュ レポートをローカルで解析し、考えられる原因を特定します。解決法の候補がある場合、MATLAB に [MathWorks クラッシュ アナライザー] ダイアログ ボックスが表示されます。[解決法の表示] をクリックすると、関連する MATLAB Answers ページまたは MathWorks Bug Reports データベースを指す Web ページがブラウザーで開きます。修正を適用するには、MATLAB を再起動しなければなりません。
提供された解決策が適切ではない場合は、[レポートの送信] をクリックし、ウィンドウで再現手順を入力します。
修正を適用してもクラッシュが発生する場合は、[レポートの送信] をクリックするか、MathWorks の「サポートへのお問い合わせ」ページから MathWorks テクニカル サポートに連絡してサポート ケースを作成してください。