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検索パスに問題があると MATLAB® は正常に機能しません。
次のような場合には検索パスの問題が発生します。
Windows® プラットフォームで検索パスを保存した後、その pathdef.m
ファイルを Linux® プラットフォームでも使用した場合。
pathdef.m
ファイルが破損される、無効になる、名前が変更される、削除されるなどがあった場合。
MATLAB が pathdef.m
ファイルを見つけることができない場合。
MATLAB が起動するとき、検索パスに問題がある場合は、次のようなメッセージが表示されます。
警告: MATLAB は検索パスを正常に設定することが できませんでした...
検索パスの問題が発生した場合は、次の回復手順を試してください。必要な場合にのみ、次の手順に進んでください。
MATLAB が意図された pathdef.m
ファイルを使用していることを確認します。
実行
which pathdef
別の場所にある pathdef.m
ファイルを MATLAB で使用するには、訂正が必要です。たとえば、間違った pathdef.m
ファイルを削除し、正しい pathdef.m
が MATLAB からアクセス可能な場所にあることを確認します。
pathdef.m
ファイルと startup.m
ファイルに問題がないか調べ、訂正します。
pathdef.m
と startup.m
をテキスト エディターで開きます。問題によっては、pathdef.m
ファイルを表示できない場合があります。
無効の文字やパス名など、明らかな問題がないか調べます。
訂正してファイルを保存します。
MATLAB を再起動して、問題が再発しないことを確認します。
[パスの設定] ダイアログ ボックスで問題の訂正を試みます。
既定の検索パスを復元して保存します。検索パス上のフォルダーの変更を参照してください。問題によっては、ダイアログ ボックスが開かない場合があります。
MATLAB を再起動して、問題が再発しないことを確認します。
関数を使って既定の検索パスを復元します。
関数 restoredefaultpath
を実行して、既定の検索パスを設定し、それを
に保存します。matlabroot
/toolbox/local
restoredefaultpath
によって問題が解決できた場合は、savepath
を実行してください。
MATLAB を再起動して、問題が再発しないことを確認します。
問題によっては、次のようなメッセージが表示されます。
The path may be bad. Please save your work (if desired), and quit.
起動時に発生した検索パスの問題を訂正します。
実行
restoredefaultpath; matlabrc
完了するまで数分待ちます。
起動時のフォルダーに pathdef.m
ファイルがある場合は、それが問題の原因です。問題の pathdef.m
ファイルを削除するか、正しい pathdef.m
ファイルで置き換えます。たとえば以下を実行します。
savepath('path_to_your_startup_folder/pathdef.m')
MATLAB 起動フォルダーを参照してください。
MATLAB を再起動して、問題が再発しないことを確認します。
検索パスの問題を訂正した後、ファイルの実行に必要な変更があれば変更します。たとえば、userpath
のフォルダーまたはその他のフォルダーを検索パスに追加します。