Microsoft Windows プラットフォームのロケール設定
MATLAB® は Windows® プラットフォームのユーザー ロケールとシステム ロケールを読み取ります。ユーザー ロケールとシステム ロケールの値は同じでなければなりません。これらの値が異なる場合、文字化けや文字の誤表示が発生する可能性があります。
MATLAB でサポートされていないロケール設定もあります。ロケールがサポートされていない場合、MATLAB は既定のロケール en_US_POSIX.US-ASCII
(C のロケール) を使用します。
システム ロケールを変更するときには、システムを再起動します。そうしない場合、予期しない動作が発生する場合があります。
Windows 10 プラットフォームのロケール
以下の手順は、Windows 10 Version 1809 に基づいています。[設定] アプリを使用した地域情報の設定の詳細については、使用しているバージョンの Windows 10 のドキュメンテーションを参照してください。
[時刻と言語] から、[地域] を選択します。
[関連設定] で、[日付、時刻、地域の追加設定] を選択します。
[地域] を選択して場所を変更します。
[形式] タブで、[形式] ドロップダウン リストから目的のロケールを選択し、[適用] をクリックします。この操作により、ユーザー ロケールが設定されます。
[管理] タブで、[システム ロケールの変更] をクリックします。
[現在のシステム ロケール] ドロップダウン リストから目的のロケールを選択します。この操作によりシステム ロケールが設定されます。
各ダイアログ ボックスで [OK] をクリックして終了します。
システムを再起動します。
Windows 10 プラットフォームでの UTF-8 の使用
Windows 10 1803 以降、Microsoft® は Windows 自身の使用する文字エンコードとして UTF-8 を指定する機能を追加しました。この機能を有効にするには前述の手順に従いますが、手順 6 の後に [ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用] の横にあるチェック ボックスをオンにします。この設定を有効にすると、MATLAB は既定の文字エンコードとロケール固有の文字エンコードの両方で UTF-8 を使用します。
メモ
MATLAB で UTF-8 を使用するためにこのオプションを有効にする必要はありません。MATLAB は、この設定と独立して、既定のエンコードに UTF-8 を使用します。したがって、ほとんどのユーザーはこの Windows オプションを有効にする必要はありませんが、有効にした場合にも MATLAB は正しく機能します。
Windows 7 プラットフォームのロケール
ユーザー ロケール
[スタート]、[コントロール パネル]、[時計、言語、および地域]、[地域と言語] を選択します。
[形式] タブを開きます。
[形式] ドロップダウン リストから目的のロケールを選択します。
システム ロケール
[スタート]、[コントロール パネル]、[時計、言語、および地域]、[地域と言語] を選択します。
[管理] タブを開きます。
[Unicode 対応でないプログラムの言語] セクションで、[システム ロケールの変更] をクリックします。
[現在のシステム ロケール] ドロップダウン リストから目的のロケールを選択します。
システムを再起動します。