ドキュメンテーション

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設定

MATLAB の設定

MATLAB® には "設定" と呼ばれる各種のオプションがあり、MATLAB をカスタマイズすることができます。設定にアクセスし、指定するには、以下の手順に従います。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。

  2. [設定] ダイアログ ボックスの左側のペインから、ツール、製品、またはツール名や製品名の前にある矢印をクリックしたときに表示される項目を選択します。

  3. [設定] ダイアログ ボックスの右側のペインにある設定を変更します。

  4. [適用] または [OK] をクリックします。

適用された設定は、直ちに有効になります。この設定は MATLAB のセッション間で変更されずに保存されます。

選択したコマンド ウィンドウおよび確認ダイアログの設定を除き、ほとんどの設定は MATLAB Online では利用できません。

代替関数

関数 preferences を使って [設定] ダイアログ ボックスを開くことができます。

一部の MATLAB オプションは、設定を使用してプログラムでアクセスし、設定することもできます。詳細については、設定へのアクセスと変更を参照してください。

MATLAB が設定を保存する場所

MATLAB と他の MathWorks® 製品では、設定フォルダーに設定を保存しています。設定フォルダーの絶対パスを確認するには、MATLAB コマンド ウィンドウに prefdir と入力します。設定フォルダーの名前はリリース名と一致します。たとえば、MATLAB R2016b の場合、設定フォルダーの名前は R2016b です。

macOS と iOS では、このフォルダーは隠しフォルダー内にある可能性があります。この場合、以下の手順で隠しフォルダーにアクセスします。

  1. Apple macOS の Finder ツールで、[移動][フォルダへ移動] を選択します。

  2. 表示されるダイアログ ボックスで、prefdir から返されたパスを入力して Enter キーを押します。

設定フォルダーへの書き込み権限が必要です。書き込み権限がなければ、設定を変更しようとしても、MATLAB によって、コマンド ウィンドウにエラーが表示されます。設定フォルダーが非表示になっている場合にも、MATLAB はエラーを生成することがあります。

一時設定フォルダー

何らかの状況によって、起動時に設定フォルダーを作成または使用できない場合、MATLAB は一時設定フォルダーを作成します。以前のリリースの設定フォルダーが存在する場合、MATLAB はそのリリースの設定ファイルを一時設定フォルダーにコピーします。そうでない場合、MATLAB は現在のリリース用に既定の設定ファイルを作成します。MATLAB は、問題が解決するまで一時設定フォルダーの使用を続けます。

MATLAB が一時設定フォルダーを使用中に設定が変更された場合、その設定は複数のセッションを通じて保持されます。ただし、MATLAB が設定フォルダーにアクセスするのを妨げている問題が解決したら、MATLAB は、以前のリリースの設定ファイルをコピーするか、現在のリリース用に既定の設定ファイルを作成します。一時設定フォルダーの使用中に設定に加えられた変更はすべて失われます。

MATLAB はバージョンごとに一時設定フォルダーをもつことができます。MATLAB では、一時設定フォルダーの設定をリリース間で移動させることはありません。

設定フォルダーでのインストールとアンインストールの影響

MATLAB をインストールしても、設定フォルダーに影響はありません。つまり、MATLAB は MATLAB のインストール時でなく、起動時に設定フォルダーの作成、チェック、コピー、書き込みを行います。MATLAB をアンインストールする場合、アンインストーラーに設定フォルダーを削除するオプションがあります。ただし、このオプションは既定の設定では選択されていません。

複数のリリースがインストールされている場合に MATLAB で使用する設定

MATLAB が使用する設定フォルダー内のファイルは、起動している MATLAB のバージョンによって異なります。MATLAB が設定ファイルを MATLAB の別のバージョンに移行 (再利用) する方法や、その条件も、バージョンによります。

設定フォルダーとファイルを作成および移行するプロセス

MATLAB を起動すると、起動するリリースに一致する名前の設定フォルダーを検索し、以下のいずれかを実行します。

  • MATLAB が起動中のリリースに一致する設定フォルダー名を見つけた場合、このフォルダーとその中のファイルを使用する。通常、特定リリースの MATLAB を最初に起動した後にはこれが行われます。

    設定フォルダーが存在しており、空である場合、MATLAB は起動中のリリースの既定の設定ファイルを再作成します。

  • MATLAB が起動中のリリースに一致する設定フォルダー名を見つけられなかった場合、対応するフォルダーを作成する。次に、MATLAB は、起動中の MATLAB リリースの直前の 3 つのリリースのいずれかに対する設定フォルダーが存在するか確認します。

    • 過去 3 つのリリースの設定フォルダーが存在しない場合、MATLAB は起動中のリリースの既定の設定ファイルを作成する。

      たとえば、R2016a を起動していて、R2015bR2015a または R2014b のいずれもインストールされていない場合、MATLAB は R2016a リリースの既定のファイルを作成します。これは R2014a 以前のリリースに対して設定フォルダーが存在する場合でも同様です。

    • 過去 3 つのリリースに対して設定フォルダーが 1 つ以上存在する場合、MATLAB は 1 つ前のリリースに対応する設定フォルダーからファイルを起動中のリリースの設定フォルダーに移行する。

      たとえば、R2016a を起動していて、設定フォルダーが R2015bR2014b の両方のリリースに対して存在する場合、MATLAB は R2015b の設定フォルダーのファイルを R2016a の設定フォルダーに移行します。

MATLAB が使用する設定ファイルの制御

この表は、MATLAB が使用する設定ファイルのバージョンの制御方法をまとめています。

使用対象手順

指定された MATLAB のリリースの既定設定ファイル

  • 指定されたリリースの設定フォルダーが存在する場合は、フォルダーが空であることを起動前に確認する。

  • 指定されたリリースの設定フォルダーが存在せず、過去の 3 つのリリースに対する設定フォルダーが 1 つ以上存在する場合は、指定されたリリース用に空の設定フォルダーを作成する。

起動またはサインインしようとしている MATLAB のリリースより 3 つ前までのリリースから取得したすべての設定ファイル

過去のそのリリースの設定フォルダーがあることを確認する。起動またはサインインしようとしている MATLAB のリリースのフォルダーを含め、移行元となるリリースより後の各リリースの設定フォルダー全体を削除する。

設定フォルダー内の特定のファイルのみのリリース固有の既定値

起動またはサインインする MATLAB リリースの設定フォルダーから、そのファイルのみを削除する。

保存するファイルは history.m です。詳細は、コマンド履歴の設定を参照してください。

一般設定

初期作業フォルダー、ファイルの削除、ツールボックス パス キャッシュについて設定を行うことができます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

設定使用方法

初期作業フォルダー

前回の MATLAB セッションで最後に使用した作業フォルダーを選択するか、システム上のフォルダーへの絶対パスを指定します。詳細については、MATLAB 起動フォルダーを参照してください。

startup.m ファイルを作成すると、そのファイル内の cd コマンドが設定オプションをオーバーライドします。

ファイルの削除

関数 delete を使って削除するファイルに対して MATLAB が行うことを指定するオプションを選択します。

[完全に削除] を選択することで関数 delete が高速で動作します。

Linux® システム上で、[Move to a temporary folder] を選択すると、MATLAB は、関数 tempdir が返す、システムの一時フォルダー内の、名前に接頭辞 MATLAB_Files_ が付いたサブフォルダーにファイルを移動します。

ツールボックス パス キャッシュ

[ツールボックス パス キャッシュを有効にする] を選択して、起動のパフォーマンスを高速化するために MATLAB キャッシュ matlabroot フォルダーの情報をセッション間で共有するようにします。

[ツールボックス パス キャッシュの更新] をクリックして、matlabroot フォルダーにファイルを追加します (MATLAB ファイルを作成するには、MATLAB で提供されていないツールを使用した後に使用します)。

詳細は、MATLAB のツールボックス パス キャッシュを参照してください。

デスクトップの言語

MATLAB デスクトップの表示言語を選択します。サポートされる言語には、日本語、韓国語、中国語が含まれます。このオプションは、ダイアログ ボックス内のテキスト、ボタン名、メニュー項目、エラーおよび警告メッセージに影響します。

確認ダイアログ ボックスの設定

MATLAB が特定の確認ダイアログ ボックスを表示するかどうかを指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般][確認ダイアログ] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

この表では、主な MATLAB の確認用ダイアログ ボックスをまとめています。インストールしている他の製品のダイアログ ボックスも表示されている場合があります。また、MATLAB Online™ では一部のオプションを利用できません。

オプション

表示される確認ダイアログ ボックス

コマンド履歴の項目を削除する前に警告

コマンド履歴ウィンドウから入力を削除する場合。

詳細については、コマンド履歴ウィンドウを参照してください。

コマンド ウィンドウをクリアする前に警告

[ホーム] タブの [コード] セクションで、[コマンドのクリア] をクリックします。関数 clc の使用時には表示されません。

MAT ファイル内の変数の上書き時の確認

ワークスペース ブラウザーから現在のフォルダー ブラウザーの MAT ファイルに、変数をドラッグして保存する場合。

ドラッグ アンド ドロップによるワークスペース変数の上書き時の確認

現在のフォルダー ブラウザーの詳細パネルからワークスペース ブラウザーまたはコマンド ウィンドウに変数をドラッグして読み込む場合。

存在しないファイルを編集する場合にプロンプトを表示

edit filename を入力し、filename が検索パス上の現在のフォルダーに存在しない場合。

ファイルの保存時にデバッグ モードの終了を促す

デバッグ モードで、変更したファイルを保存しようとした場合。

詳細は、デバッグ セッションの終了を参照してください。

アクティブにするときに保存の確認を表示

Figure およびプログラム ファイルに変更を加え、保存しないまま [実行] ボタンをクリックして UI をアクティブにした場合など。

詳細は、GUIDE 設定を参照してください。

エクスポートするときに保存の確認を表示

Figure およびプログラム ファイルに変更を加えても保存しないまま、[ファイル][エクスポート] を選択した場合。

詳細は、GUIDE 設定を参照してください。

既定のコールバックの実装を変更することを確認

GUIDE のコールバックのシグネチャを変更した場合。

詳細は、GUIDE 設定を参照してください。

MATLAB を終了する前に確認

MATLAB を終了した場合。

変数を削除するときに確認

メニュー項目を使ってワークスペースから変数を削除した場合。関数 clear を使用した場合は表示されません。

詳細は、ワークスペース変数の保存と読み込みを参照してください。

ソース管理設定

以前にインストールして設定したソース管理システムのうち、MATLAB でどれを使用するかを選択できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][一般][ソース管理] を選択します。次に、リストからオプションを選択します。

詳細は、ソース管理システムの選択または無効化を参照してください。

キーボード ショートカットの設定

MathWorks ソフトウェアを使って実行するアクションには、キーボード ショートカットを設定できます。それには、事前に定義されたキーボード ショートカットのセットを指定またはインポートする、アクションごとに個別のショートカットを設定する、または、両方のアプローチの組み合わせを使用することができます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][キーボード][ショートカット] を選択します。次に、以下の表で説明されている設定オプションを調整します。

キーボード ショートカットをカスタマイズする方法の詳細については、個別のアクションのキーボード ショートカットのカスタマイズを参照してください。

MATLAB の現在のフォルダー ブラウザーからソース管理統合を使用している場合、変更を表示または確定するときに MATLAB がクラッシュする可能性があります。

設定使用方法
アクティブ設定

事前に定義されたキーボード ショートカットのセットを選択またはインポートします。

以下のオプションのいずれかをクリックします。

  • [名前を付けて保存] — 現在のキーボード ショートカット セットをファイルに保存します。

  • [クリップボードにコピー] — 現在のキーボード ショートカット セットをクリップボードにコピーして、Microsoft® Excel® などにインポートできるようにします。

  • [比較] — 現在のキーボード ショートカット セットを別のセットと比較します。

  • [修正を元に戻す] — 既定のキーボード ショートカット セットに対する修正を元に戻します。

  • [削除] — 以前に保存または追加したキーボード ショートカット セットを削除します。

[アクション名またはショートカットで検索]

表示されたアクションのリストを検索します。

[<アクション名> のショートカット]

選択したアクションに割り当てられたキーボード ショートカットを表示します。

選択したアクションにキーボード ショートカットを追加または削除します。

競合しているショートカット

2 つ以上の異なるアクションのショートカットが同じだと、競合が表示されます。

[競合しているショートカット] リストの選択項目からキーボード ショートカットを削除します。

色設定

デスクトップ ツール用のテキストと背景色と共に、MATLAB コードの構文要素を強調表示する色を指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][色] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法
デスクトップ ツールの色

[システムの色を利用] チェック ボックスをオンにすることで、他のアプリケーションでプラットフォームが使用するのと同じテキストと背景色をデスクトップ ツールが使用するように指定します。

[システムの色を利用] チェック ボックスをオフにして、ドロップダウン メニューから [テキスト][背景] の色を選択することで、色をカスタマイズします。

色は、ヘルプ表示ペインおよび Web ブラウザーには適用されません。

詳細については、デスクトップ ツールでのテキストと背景色の変更を参照してください。

[MATLAB 構文の強調色]

エディター、コマンド ウィンドウ、コマンド履歴ウィンドウ、および MATLAB ショートカット コールバック領域で、MATLAB 構文の要素を即座に識別できる色を設定します。

詳細については、構文の強調色の変更を参照してください。

[MATLAB コマンド ウィンドウの色]

コマンド ウィンドウで、エラー、警告、ハイパーリンクを即座に識別できる色を設定します。

色プログラミング ツール設定

コード解析色、変数と関数の色、セル表示オプションなど、編集とデバッグのコードに使用するオプションを指定できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][色][プログラミング ツール] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法
コード アナライザーの色
  • [警告]—警告メッセージが存在するエディターで、コード アナライザーがコードを識別するために使用する色を指定します。

  • [自動的に強調]—自動修正が存在するエディターで、コード アナライザーがコードを識別するために使用する色を指定します。

詳細は、エディターでのコードの自動チェック - コード アナライザーを参照してください。

変数および関数の色
セクションの表示オプション

[セクションの強調表示]—コード セクションに影を付けるためにエディターが使用する色を指定します。

[セクション間に行を表示]—コード セクション分割がエディターの各セクション間にグレーの行で表示されることを指定します。この線は、パブリッシュしたファイルや印刷したファイルには表示されません。

コード セクションの実行も参照してください。

比較の設定

比較ツールで使用する差異の色設定を変更および保存できます。色設定はすべての比較タイプに適用できます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][比較] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

設定使用方法

色を設定すると、比較レポートで相違点、変更点、マージをすばやく特定することができます。ドロップダウン メニューから色を選択します。[サンプル] ペインで色を表示します。変更した設定を比較で使用するには [適用] をクリックします。新しい色を使用するには、開いている比較レポートを更新します。

アクティブな設定

変更した色設定を以降の MATLAB セッション用に保存するには [名前を付けて保存] をクリックします。色設定プロファイルの名前を入力して [OK] をクリックします。

保存した設定は [アクティブな設定] リストで選択できます。

詳細については、比較レポートのツールとオプションを参照してください。

外部ソース管理統合

このチェック ボックスを使用して、外部ソース管理の対話式操作を制御します: [比較とマージのために、開いている MATLAB セッションの、外部ソース管理ツールによる使用を許可する]。MATLAB の比較ツールを使用するためにソース管理ツールを設定すると、比較ツールによりこの設定を行うよう指示されます。詳細については、MATLAB を比較とマージに使用するための外部ソース管理のカスタマイズ (Simulink)を参照してください。

ツール バー設定

MATLAB アプリケーションのいくつかのツール バーをカスタマイズできます。

[ホーム] タブの [環境] セクションで [設定] をクリックします。[MATLAB][ツール バー] を選択します。次に、以下の表で説明されているオプションを設定します。

これらの設定のステップごとの説明は、よく使用する機能へのアクセスを参照してください。

設定使用方法
ツール バー

カスタマイズするツール バーを選択します。

レイアウト

[レイアウト] 内でコントロールを新しい位置にドラッグしたり、ドロップすることで、ツール バーのコントロールを再配置します。

コントロール

選択したツール バーにどのボタンを表示するかを選択します。

参考

関連するトピック