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視点の概要
3 次元グラフとシーンの視点の操作
"視点" とは、ユーザーがグラフやグラフィカルなシーンを表示するために選択する特定の方向のことです。視点の操作とは、さまざまな方向からのグラフィカルなものの表示、拡大、縮小、遠近法や縦横比、視点の移動等のプロセスを指します。
この節では、必要な視点を得るためにさまざまな視点操作パラメーターの定義法を記述します。特殊な形状にグラフを近似させたり、または 2次元の視点の縦横比をある特定の比率に見えるように調整したい場合がありますが、視点の操作は一般的には、3 次元グラフまたは 3次元モデルのいずれかに適用されます。
MATLAB® の視点の操作は、次の 2 つの基本的な操作で構成されます。
視点をある方向に設定する
表示されているオブジェクトの形状をコントロールするために、縦横比や相対的な軸のスケーリングを設定する
視点の配置
方位角と仰角の視点の設定 — グラフを見る点を方位角と仰角を使用して指定する方法を説明します。これは概念的にシンプルですが、制限があります。
カメラ ツール バーを使用した視点のコントロール — MATLAB のカメラの視点モデルを使用して、複雑なシーンを構成する方法を説明します。
シーン内のカメラの移動 — シーンに対して視点を移動するプログラミング テクニックについて説明します。
低水準なカメラ プロパティ — カメラをコントロールするグラフィックス プロパティとその効果について説明します。
縦横比の設定
投影法について — 正投影法と透視投影法の説明とその使用方法を説明します。
Axes の縦横比を操作する — MATLAB がどのように座標軸の縦横比を設定し、グラフに対して最も適切な設定を選択するかを説明します。
既定の視点
MATLAB はグラフ作成時に視点を自動的に設定します。MATLAB が選択する実際の視点は、2 次元または 3 次元のどちらのグラフを作成するかによって異なります。MATLAB がどのようにして標準の視点を定義するかについては、既定の視点の選択と既定の縦横比の選択を参照してください。