アプリのパッケージ化における依存関係の分析
アプリ パッケージの作成時、MATLAB® はメイン ファイルを分析し、アプリが使用するすべてのファイルを含めようとします。ただし、MATLAB がすべての依存ファイルを検出するとは限りません。コードで文字ベクトル (eval
、feval
、コールバック関数への引数など) として参照される関数が使用するファイルは検出されません。また、実行時にメイン ファイルによって 1 回も呼び出されないファイルが MATLAB によってパッケージに含められる可能性もあります。
依存関係の分析では、次のタイプのファイルが検索されます。
実行可能ファイル。MATLAB プログラム ファイル、P ファイル、Fig ファイル、MEX ファイルなど。
アプリから標準および低水準 I/O 関数を呼び出してアクセスするファイル。これらの依存ファイルには、テキスト ファイル、スプレッドシート、イメージ、オーディオ、ビデオ、XML ファイルが含まれます。
次の関数のいずれかを呼び出してアプリからアクセスするファイル:
audioinfo
、audioread
、csvread
、daqread
、dlmread
、fileread
、fopen
、imfinfo
、importdata
、imread
、load
、matfile
、mmfileinfo
、open
、readtable
、type
、VideoReader
、xlsfinfo
、xlsread
、xmlread
、およびxslt
。
依存関係の分析では、Java® クラス、.jar
ファイル、または NetCDF や HDF などの科学用形式で保存されるファイルは検索されません。[アプリのパッケージ化] ダイアログ ボックスで [ファイル/フォルダーの追加] をクリックして、これらのタイプのファイルを手動で追加します。