Campus-Wide License の展開の計画
Campus-Wide License では、専門学校や大学、その他の教育機関のすべての教員、職員、学生が MATLAB® および Simulink® 製品を無制限で使用できます。このライセンスはすべてのユーザーとマシンを対象とし、100 を超える製品へのアクセスを可能にします。正式リリースでは、新製品が自動的にライセンスに追加されます。また、このライセンスでは、MATLAB Online™、MATLAB Copilot、MATLAB Grader™、およびオンライン トレーニングへのアクセスがユーザーに提供されます。
ライセンスの概要
Campus-Wide License は特定製品のライセンス コレクションとしてまとめられており、ライセンス センターから確認できます。これらのライセンスには、[オプション] 列にエントリ Total Headcount があり、[使用] 列にエントリ Academic があります。
各製品のライセンスは、使用するライセンスのタイプに応じて異なる方法で処理されます。Campus-Wide License では、次の 3 つの主要なライセンス タイプがサポートされています: インディビジュアル、コンピューター指定、コンカレント。
インディビジュアル ライセンス
インディビジュアル ライセンスでは、ネームド ユーザーが MathWorks® ソフトウェアを実行できます。このライセンスを使用するほとんどの製品について、MathWorks では、ユーザーが MathWorks アカウントにサインインするときにライセンスが構成されます。このタイプのライセンスが最も一般的で、IT の負担が最小限で済みます。

インディビジュアル ライセンスを使用する製品は以下のとおりです。
MATLAB および Simulink 製品 (パーソナル コンピューター、またはユーザーが大学の資格情報を使用してサインインする教室やラボのコンピューターに製品がインストールされている場合)
Polyspace® 製品
RoadRunner 製品
MathWorks アカウントへのサインインを必要とするすべての Web ベース製品またはサービス (MATLAB Online、MATLAB Grader、MATLAB Copilot、Online Training Suite など)
コンピューター指定ライセンス
コンピューター指定ライセンスでは、特定のデバイスのみが MathWorks ソフトウェアを実行できます。コンピューター指定ライセンスを構成するには、ライセンス ファイルをダウンロードして個々のデバイスに配置します。

コンピューター指定ライセンスでは、MATLAB および Simulink 製品へのアクセスを提供します。これらの製品は、永続的にオフラインのコンピューターや、学生がオフラインでテストを受ける教室およびラボのコンピューター、または汎用的なユーザー名を使用して複数のユーザーによって共有されているコンピューターにインストールされている場合に利用できます。
コンカレント ライセンス
コンカレント ライセンスでは、ネットワーク内のユーザーは MathWorks アカウントにサインインすることなく MathWorks ソフトウェアを実行できます。コンカレント ライセンスを構成するには、専用サーバーにライセンス マネージャー ソフトウェアをインストールする必要があります。コンカレント ライセンスで使用できる MathWorks 製品にアクセスする必要がある場合、ユーザーはライセンス マネージャーからライセンスをチェックアウトします。

コンカレント ライセンスでは、次の製品へのアクセスが提供されます。
MATLAB および Simulink 製品 (製品が高性能コンピューティング (HPC) センターにインストールされている場合)
MATLAB Parallel Server™
MATLAB Production Server™
MATLAB Web App Server™
ユーザーによる MATLAB の使用開始
大学で最初に Campus-Wide License が取得されている場合、次の 1 回限りの構成手順を実行して、ユーザーが MATLAB および Simulink を使用できるようにします。
認証を構成 — ユーザーが大学の SSO 資格情報を使用して MathWorks 製品およびサービスにサインインできるようにします。または、ユーザーは大学の電子メール アドレスにリンクされている MathWorks アカウントにサインインすることもできます。各認証オプションの構成の詳細については、Campus-Wide License ユーザーの認証の構成を参照してください。
既存のインストールを移行 — 以前のライセンスで構成されている MathWorks 製品インストールを移行して、Campus-Wide License を使用します。また、大学に古い Campus-Wide License 構成を使用するインストールがある場合は、最新の構成を使用するように更新します。既存のインストールの Campus-Wide License への移行を参照してください。
MATLAB へのアクセスをユーザーに提供 — パーソナル コンピューターに MATLAB をインストールする手順、または MATLAB Online などのオンライン サービスにアクセスする手順をユーザーに提供します。Campus-Wide License ユーザーに MathWorks 製品へのアクセスを提供するを参照してください。

大学が管理するコンピューターへの製品のインストール
ユーザーが MATLAB の使用を開始したら、教室やラボ、HPC センター、クラウドまたはコンテナー環境に MATLAB およびその他の製品をインストールできます。詳細は、大学が管理するコンピューターへの製品のインストール — Campus-Wide Licenseを参照してください。
コンカレント ライセンスで使用できる製品では、ライセンスの管理にライセンス サーバーを使用する必要があります。コンカレント ライセンスの設定と構成の詳細については、コンカレント ライセンスとネームド ユーザー ライセンスの管理を参照してください。

継続的な保守
ライセンス管理者の役割には、以下のような継続的な保守タスクが含まれます。
製品の更新 — 新リリースまたはバグ修正アップデートが利用可能になったときに MATLAB および教室、ラボ、他の環境内のその他の製品を更新します。大学が管理するコンピューターへの製品のインストール — Campus-Wide Licenseを参照してください。
ビジターと管理者の管理 — 多くの場合、ユーザーを手動で管理する必要はありません。たとえば SSO 構成では、学生が大学を離れるとその学生のアクセス権が MATLAB ライセンスから自動的に削除されます。ただし、キャンパス ビジターとライセンス管理者は手動で追加または削除しなければなりません。また、Polyspace、RoadRunner、およびサーバー製品のユーザーも手動で追加または削除する必要があります。詳細については、Campus-Wide License のビジターの追加と削除とCampus-Wide License のライセンス管理者の追加と削除を参照してください。
ライセンス サーバーの管理 — ほとんどの場合、Campus-Wide License の管理は最小限です。たとえば、大学のライセンスが更新されると、MATLAB でライセンスが更新され、ユーザーは次回 MATLAB を開いたときに通知を受け取ります。ただし、コンカレント ライセンスで使用できる製品では、新しい製品リリースが利用可能になったときにライセンス サーバーをアップグレードする必要があります。ライセンス サーバーの管理の詳細については、コンカレント ライセンスとネームド ユーザー ライセンスの管理を参照してください。
