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qtdecomp
四分木分割
構文
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
qtdecomp
は、128 × 128 や 512 × 512 といった 2 のべき乗の大きさをもつ正方形のイメージに適しています。このようなイメージは、ブロックの大きさが 1 × 1 になるまで分割できます。qtdecomp
を 2 のべき乗数でない大きさのイメージに適用すると、ある時点で分割がそれ以上できなくなります。たとえば、イメージが 96 × 96 の場合、48 × 48 のサイズのブロックに分割でき、さらに 24 × 24、12 × 12、6 × 6、3 × 3 のサイズまで分割できます。3 × 3 より小さく分割することはできません。このイメージを処理するには、mindim
を 3 (または 2 のべき乗の 3 倍) に設定しなければなりません。関数fun
を含む構文を使用する場合、ブロックをそれ以上分割できない時点で、関数は0
を返さなければなりません。
アルゴリズム
関数 qtdecomp
は、正方形のイメージを同じサイズの 4 つの正方形ブロックに分割し、各ブロックをテストして、均一性の条件を満たしているかどうかを確認します。ブロックが条件を満たしている場合、それ以上の分割は行いません。条件を満たしていない場合、そのブロックをさらに 4 ブロックに分割し、それらのブロックにテスト条件を適用します。このプロセスを、各ブロックが条件を満たすまで繰り返します。この結果、それぞれ異なる大きさのブロックができます。