このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
imregister
強度ベースのイメージ レジストレーション
構文
説明
は、2 次元または 3 次元のグレースケール イメージ moving_reg
= imregister(moving
,fixed
,transformType
,optimizer
,metric
)moving
を変換し、参照イメージ fixed
にレジストレーションします。transformType
は実行する変換のタイプを定義し、metric
は最適化するイメージ間における類似度の定量的な尺度を定義し、optimizer
はメトリクスを最適化するための方法を記述します。この関数は、レジストレーションされたイメージ moving_reg
を返します。
[
は、空間参照イメージ moving_reg
,R_reg
] = imregister(moving
,Rmoving
,fixed
,Rfixed
,transformType
,optimizer
,metric
)fixed
を用いてレジストレーションされるように、空間参照イメージ moving
を変換します。Rmoving
および Rfixed
は、moving
および fixed
のワールド座標範囲と解像度を記述する空間参照オブジェクトです。
___ = imregister(___,
は、1 つ以上の名前と値のペアの引数によって追加オプションを指定します。Name,Value
)
例
入力引数
出力引数
ヒント
imregtform
とimregister
はいずれも同じ基礎となるレジストレーション アルゴリズムを使用しています。imregister
は、moving
をリサンプリングする追加ステップを実行し、imregtform
で計算された幾何学的変換の推定からレジストレーションされた出力イメージを生成します。moving
をfixed
に関連付ける幾何学的変換にアクセスするには、imregtform
を使用します。レジストレーションされた出力イメージが必要なときは、imregister
を使用します。imregister
を呼び出す前に、関数imregconfig
を使用してoptimizer
とmetric
を作成します。通常、最適化ベースのイメージのレジストレーションで適切な結果を得るには、レジストレーションされるイメージのペアについて、オプティマイザーまたはメトリクスの設定を変更する必要があります。関数imregconfig
によって提供される既定の構成は、単なる開始点にすぎません。たとえば、オプティマイザーで反復の数を増やす、オプティマイザーのステップ サイズを減らす、または確率メトリクスのサンプル数を変更すると、パフォーマンスが低下するものの、レジストレーションはある程度改善されます。変更できる各種のパラメーターの詳細については、imregconfig
の出力を参照してください。イメージの空間スケールの差が 10% を超える場合、レジストレーションの前に
imresize
でサイズを変更します。imshowpair
またはimfuse
を使用してレジストレーションの結果を可視化します。自動化されたワークフローで
imregister
を使用して、複数のイメージをレジストレーションできます。レジストレーション対象のイメージに関する空間参照情報がある場合は、空間参照オブジェクトを使用して、その情報を
imregister
に指定します。これによってスケールの差が考慮に入れられるため、imregister
でより適切な結果に素早く収束するようになります。
バージョン履歴
R2012a で導入参考
アプリ
関数
imregconfig
|imregcorr
|imregtform
|imwarp
|imshowpair
|imfuse
|imregicp
(Medical Imaging Toolbox)