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imageinfo

イメージ情報ツール

説明

関数 imageinfo を使用して、イメージ情報ツールを作成します。ツールはイメージの基本的な属性とメタデータに関する情報を表示します。この情報には、幅、高さ、データ型、およびイメージ タイプが含まれます。

Image Information tool displaying image details and metadata.

imageinfo は、現在の Figure 内のイメージの基本的な属性に関する情報を表示するイメージ情報ツールを作成します。

imageinfo(h) は、グラフィックス コンテナー h 内のイメージに関連付けられたイメージ情報ツールを作成します。

imageinfo(filename) は、グラフィックス ファイル filename からイメージのメタデータを含むイメージ情報ツールを作成します。イメージを Figure ウィンドウで表示する必要はありません。

imageinfo(info) は、構造体 info からイメージのメタデータを含むイメージ情報ツールを作成します。

imageinfo(hImage,filename) は、イメージ hImage の基本的な属性に関する情報およびグラフィックス ファイル filename からのイメージ メタデータを含むイメージ情報ツールを作成します。

imageinfo(hImage,info) は、イメージ hImage の基本的な属性に関する情報および構造体 info 内のイメージ メタデータを含むイメージ情報ツールを作成します。

hTool = imageinfo(___) は、イメージ情報ツールを含む Figure hTool を返します。

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イメージ情報ツールを開くには、いくつかの方法があります。この例では、このツールを開くための 3 つの異なる方法を説明します。

イメージ ファイルのメタデータを含むイメージ情報ツールを開きます。イメージを表示する必要はありません。

imageinfo('peppers.png')

Figure Image Info (peppers.png) contains objects of type uitoolbar, uicontrol, uitable.

イメージを Figure ウィンドウに表示します。

h = imshow('bag.png');

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type image.

イメージのメタデータを取得します。

info = imfinfo('bag.png');

イメージのメタデータも含む Figure に関連付けられたイメージ情報ツールを開きます。

imageinfo(h,info)

Figure Image Info (Figure 1) contains objects of type uitoolbar, uicontrol, uitable.

新しいイメージを表示し、イメージに関連付けられたイメージ情報ツールを開きます。

imshow('canoe.tif')
imageinfo

Figure Image Info (Figure 3) contains objects of type uitoolbar, uicontrol, uitable.

入力引数

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イメージを含むグラフィックス オブジェクト。Figure オブジェクト、Axes オブジェクト、または Image オブジェクトとして指定します。h が Axes または Figure の場合、imageinfo は、findobj(h,Type="image") が返した最初のイメージを使用します。

イメージ。Image オブジェクトとして指定します。

イメージのファイル名。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。filename は情報関数を使用してファイル形式レジストリ imformats に登録された任意のファイル タイプにできるため、その情報を imfinfo によって読み取ることができます。filename は DICOM、NITF、Interfile または Analyze ファイルにもできます。

イメージのメタデータ。関数 imfinfodicominfonitfinfointerfileinfo、または analyze75info によって返される構造体として指定します。ユーザーが作成した構造体として info を指定することもできます。

出力引数

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イメージ情報ツール。Figure オブジェクトとして返されます。

ヒント

  • 次の表は、イメージ情報ツールに表示される基本的なイメージ属性情報を示します。イメージのタイプに応じて、ツールには 4 個または 6 個のフィールドが含まれます。

    属性名

    幅 (列数)

    イメージ内の列数

    高さ (行数)

    イメージ内の行数

    クラス

    uint8 のようなイメージで使用されるデータ型

    メモ

    single または int16 イメージの場合、イメージ オブジェクトがこれらのイメージの CDatadouble に変換するため、imageinfodoubleClass 値を返します。

    イメージ タイプ

    Image Processing Toolbox™ ソフトウェアで識別されるいずれかのイメージ タイプ、intensity truecolorbinaryindexed のいずれかを返します。

    最小強度またはインデックス

    グレースケール イメージの場合、この値はピクセルの最も低い強度を表します。

    インデックス付きイメージの場合、この値はカラーマップの最も低いインデックス値を表します。

    このフィールドは binary または truecolor イメージに含まれません。

    最大強度またはインデックス

    グレースケール イメージの場合、この値はピクセルの最も高い強度を表します。

    インデックス付きイメージの場合、この値はカラーマップの最も高いインデックス値を表します。

    このフィールドは binary または truecolor イメージに含まれません。

  • imageinfo は、イメージ オブジェクトの CData をクエリすることでイメージ属性に関する情報を取得します。イメージ オブジェクトは single または int16 イメージの CDatadouble クラスに変換します。これらの場合、imageinfodoubleClass 属性を表示します。イメージが single クラスまたは int16 クラスの場合でも該当します。次に例を示します。

    h = imshow(ones(10,"int16"));
    class(get(h,"CData"))

バージョン履歴

R2006a より前に導入