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draw

対話形式による ROI の描画の開始

説明

draw(ROI) は、現在の座標軸 (gca) でオブジェクト ROI の形状を描画するために対話モードを開始します。

draw(ROI,s) は、Cuboid オブジェクトの形状を描画するために対話モードを開始します。ROI は Scatter オブジェクト s からマウスに最も近い位置にスナップされます。

draw(ROI,pos) は、Cuboid オブジェクトの形状を描画するために対話モードを開始します。pos で指定された位置からマウスに最も近い位置にスナップされます。pos は N 行 3 列の数値配列として指定します。ただし、各行は、配置位置となる可能性がある位置 (x,y,z) を表します。

対話形式による ROI の描画

イメージをワークスペースに読み取って表示します。

I = imread('wagon.jpg');
figure
imshow(I);

イメージ上に三角形 ROI を対話形式で描画します。ROI エッジの可視性を改善するために、ROI エッジに太いライン幅と明るいシアンの色を指定します。

p = drawpolygon('LineWidth',7,'Color','cyan');

頂点の座標を取得します。

p.Position
ans =

  284.7500  725.5000
  331.2500  871.0000
  359.7500  707.5000
車輪のスポークを基に、他の多数の三角形が定義されます。2 番目の三角形の頂点を取得するとします。関数 draw を使用して、新たに、対話形式で新しい多角形 ROI の描画を開始できます。ROI のライン幅と色のパラメーターは保持されます。
draw(p)

p.Position
ans =

  398.7500  710.5000
  377.7500  865.0000
  461.7500  734.5000

入力引数

すべて折りたたむ

関心領域。次のいずれかのタイプの ROI オブジェクトを指定します。

散布図。matlab.graphics.chart.primitive.Scatter オブジェクトとして指定します。

ROI の位置。N 行 3 列の数値配列として指定します。ただし、各行は、配置位置となる可能性がある位置 (x,y,z) を表します。

バージョン履歴

R2018b で導入