RTL 設計ルールのパラメーター
このセクションには、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [HDL コード生成] 、 [グローバル設定] ペインの [コーディング標準] タブにある [RTL 設計ルール] のコンフィギュレーション パラメーターが含まれます。これらのパラメーターを使用して、生成された HDL コード内での整数でない定数の有無と行の折り返しの長さをチェックします。
整数でない定数をチェック
整数でない定数をチェックするかどうかを指定します。このチェックは、業界標準のガイドラインの CGSL-3.B.D.1 に対応します。
設定
既定の設定: オン
オン
整数でない定数をチェックします。
オフ
整数でない定数をチェックしません。
依存関係
[整数でない定数をチェック] チェック ボックスをオフにするには、[HDL コーディング標準] パラメーターを [Industry]
に設定します。
コマンド ライン情報
このプロパティを設定するには、次の手順に従います。
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトを作成します。
cso = hdlcoder.CodingStandard('Industry');
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトの
NonIntegerTypes
プロパティを設定します。たとえば、整数でない定数のチェックを無効にするには、以下を入力します。
cso.NonIntegerTypes.enable = false;
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトに
HDLCodingStandardCustomizations
プロパティを設定し、コーティング標準を指定してコードを生成します。たとえば、DUT が
sfir_fixed/symmetric_fir
の場合は、以下を入力します。makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir', 'HDLCodingStandard','Industry', ... 'HDLCodingStandardCustomizations',cso);
参考
行の折り返しの長さをチェック
生成された HDL コードの行の長さをチェックするかどうかを指定します。このチェックは、業界標準ガイドラインの CGSL-3.A.D.5 に対応します。
設定
既定の設定: オン
オン
行の長さをチェックします。
- 最大値
1 行の最大文字数を正の整数で指定します。既定値は 110 です。
オフ
行の長さをチェックしません。
依存関係
[行の折り返しの長さをチェック] チェック ボックスをオフにするには、[HDL コーディング標準] パラメーターを [Industry]
に設定します。
コマンド ライン情報
このプロパティを設定するには、次の手順に従います。
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトを作成します。
cso = hdlcoder.CodingStandard('Industry');
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトの
LineLength
プロパティを設定します。たとえば、行の長さのチェックを有効にして、最大文字数を 80 に設定するには、以下を入力します。
cso.HDLKeywordsLineLength.enable = true; cso.HDLKeywordsLineLength.length = 80;
HDL コーディング標準のカスタマイズ オブジェクトに
HDLCodingStandardCustomizations
プロパティを設定し、コーティング標準を指定してコードを生成します。たとえば、DUT が
sfir_fixed/symmetric_fir
の場合は、以下を入力します。makehdl('sfir_fixed/symmetric_fir', 'HDLCodingStandard','Industry', ... 'HDLCodingStandardCustomizations',cso);