MATLAB コードの RAM マッピングの比較
hdl.RAM
、dsp.Delay
、永続配列変数およびユーザー定義 System object™ のプライベート プロパティは RAM にマップできますが、異なる属性をもちます。次の表は、これらの相違をまとめています。
属性 | hdl.RAM | dsp.Delay | 永続配列および ユーザー定義 System object のプロパティ |
---|---|---|---|
RAM マッピングの条件 | 無条件で RAM にマッピング | 特定の条件で HDL コードで RAM にマッピング。dsp.Delay System Objects に対する RAM マッピングの要件を参照。 | 特定の条件で HDL コードで RAM にマッピング。永続配列と System object のプロパティに対する RAM マッピングの要件を参照。 |
アドレスの生成と端子のマッピング | ユーザー指定 | 自動 | 自動 |
アクセスのスケジューリング | ユーザー指定 | 自動的に推定 | 自動的に推定 |
オーバークロック | なし | なし | アクセス スケジュールで必要な場合はローカル マルチレート |
MATLAB® でのシミュレーションに対するレイテンシ | 0 | 0 | ローカル マルチレートで 2 サイクル、それ以外は 1 サイクル |
RAM タイプ | ユーザー指定 | デュアル ポート | デュアル ポート |