このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
coder.mexconfig
パッケージ: coder
fiaccel
と併用するコード高速化のための構成オブジェクト
説明
coder.mexconfig
オブジェクトは、生成した MEX 関数によって固定小数点コードを高速化する際に、関数 fiaccel
で使用されるすべてのコンフィギュレーション パラメーターを含んでいます。このオブジェクトを使用するには、まず小文字の関数 coder.mexconfig
を使用してオブジェクトを作成し、次に -config
オプションを使用してこのオブジェクトを関数 fiaccel
に渡します。
作成
cfg = coder.mexconfig
では、fiaccel
による MEX 関数の生成のために、coder.mexconfig
オブジェクト cfg
が作成されます。
プロパティ
|
コンパイル時の再帰では、生成されたコードで許可される関数のコピー数を制御します。MATLAB® コード内で再帰が許可されないようにするには、 既定値: |
|
定数畳み込みの命令の最大数 定数畳み込みによって実行される命令の最大数を正の整数で指定します。 既定値: 10000 |
|
可変サイズ データの動的メモリ割り当て 既定の設定でこのプロパティは
既定値: |
|
メモリ割り当てのしきい値
既定値: |
|
既定値: |
|
セミコロンで終了していないコードの結果を表示します。 このプロパティを 既定値: |
|
生成されたコード内で再帰関数を許可します。MATLAB コードで実行時の再帰が必要な場合にこのパラメーターが 既定値: |
|
デバッグ モードで生成コードをコンパイルします。 このプロパティを 既定値: |
|
生成コードでの暗黙的な拡張機能 このプロパティを 既定値: |
|
可変サイズ配列のサポート このプロパティを 既定値: |
|
外部関数呼び出し 外部関数は、生成されたコードによって MATLAB ソフトウェアに送信され実行される、MATLAB パス上の関数です。
外部呼び出しを無効にした場合、生成された MEX 関数は、 既定値: |
|
コード生成レポート このプロパティを 既定値: |
|
MATLAB グローバル ワークスペースとの MEX 関数のグローバル データの同期 このプロパティを このプロパティを このプロパティを 既定値: |
|
インライン関数のスタック サイズ インライン関数のスタック サイズの制限を正の整数で指定します。 既定値: |
|
インライン化される関数の最大サイズ インライン化される関数の最大サイズを正の整数で指定します。 既定値: |
|
インライン化後の関数の最大サイズ インライン化後の関数の最大サイズを正の整数で指定します。 既定値: |
|
メモリの整合性 このプロパティを 既定値: |
|
コード生成レポートの表示 このプロパティを 既定値: true |
|
生成コードと MATLAB コード間での潜在的な動作の相違をレポートするかどうかを指定します。 既定値: |
|
応答性チェック このプロパティを 既定値: |
|
整数オーバーフローのアクション オーバーフローは、データ型が表現できる最小値または最大値のいずれかに飽和します。このプロパティを 既定値: |
|
アプリケーションごとの最大スタック使用量 アプリケーションごとの最大スタック使用量をバイト単位の正の整数で指定します。使用できるスタック サイズより小さい制限値を設定します。そうしないと、ランタイム スタック オーバーフローが発生する可能性があります。オーバーフローは 既定値: |
コピーのセマンティクス
ハンドル。ハンドル クラスがコピー操作にどのように影響するかについては、オブジェクトのコピーを参照してください。
例
小文字の関数 coder.mexconfig
を使用して、coder.mexconfig
構成オブジェクトを作成します。実行時チェックを無効にするには、このオブジェクトを設定します。
cfg = coder.mexconfig % Turn off Integrity Checks, Extrinsic Calls, % and Responsiveness Checks cfg.IntegrityChecks = false; cfg.ExtrinsicCalls = false; cfg.ResponsivenessChecks = false; % Use fiaccel to generate a MEX function for file foo.m fiaccel -config cfg foo