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固定小数点の Prelookup と Interpolation

この例では、Prelookup ブロックと Interpolation Using Prelookup ブロックの一部の機能を示します。

  • Prelookup ブロックと Interpolation Using Prelookup ブロックは、浮動小数点データ型と固定小数点データ型の両方をサポートします。

  • 分数計算と等間隔インデックス検索を実行するアルゴリズムは、飽和しません。このため、Prelookup ブロックには飽和パラメーターがありません。"Ctrl + b" キーを押して、例のコードを生成します。生成されたコード内の飽和のないアルゴリズムに注意してください。

  • [整数オーバーフローで飽和] パラメーターが選択されている場合でも、内挿を実行するアルゴリズムは、中間結果データ型が中間結果を保持できない場合または出力データ型が結果を保持できない場合にのみ飽和します。"Ctrl + b" キーを押して、例のモデルのコードを生成します。生成されたコード内の飽和のないアルゴリズムに注意してください。

  • Prelookup ブロックと Interpolation Using Prelookup ブロックは、Simplest ルーチン モードを含め、すべての丸めモードをサポートします。これらのブロックをダブルクリックして、ダイアログを開き、丸めモードを指定します。

  • Prelookup ブロックで 2 のべき乗だけ隔たっているブレークポイントと共に等間隔インデックス検索を使用する場合、インデックス計算に必要な除算が、生成コード内の効率的なシフト演算を使用して最適化されます。

  • Simulink® では、Prelookup ブロックのブレークポイント データ パラメーターと Interpolation Using Prelookup ブロックのテーブル データ パラメーター間の次元の整合性が常にチェックされます。

  • Prelookup ブロックと Interpolation Using Prelookup ブロックは、2 つの異なるインデックス規則をサポートします。これらの規則はそれぞれ、Prelookup ブロックの [上限またはそれを超える入力に対して最後のブレークポイントを使用する] パラメーターと Interpolation Using Prelookup ブロックの [インデックスの入力を最後のインデックスに達するようにする] パラメーターで指定されます。Simulink® では、これらのブロック間のインデックス規則の整合性が常にチェックされます。