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グローバル データ マップを使用する生成されたコードへのメモリ アクセス

Simulink® Coder™ には、"グローバル データ マップ レコード" を生成できる Target Language Compiler (TLC) 関数ライブラリが用意されています。グローバル データ マップ レコードが生成されると、model.rtw ファイルの CompiledModel 構造体に追加されます。グローバル データ マップ レコードは、生成されたコードでメモリにアクセスするために必要な情報を含むデータベースで、以下を含みます。

  • 信号 (ブロック I/O)

  • パラメーター

  • データ型ワーク ベクトル (DWork)

  • 外部入力

  • 外部出力

グローバル データ マップを使用するには、Target Language Compiler と model.rtw ファイルの構造体の知識が必要です。これらのトピックの詳細については、Target Language Compiler の概要を参照してください。

グローバル データ マップ レコードの生成およびアクセスに必要な TLC 関数は、matlabroot/rtw/c/tlc/mw/globalmaplib.tlc に含まれています。ソース コードのコメントには、グローバル データ マップ構造体およびライブラリ関数が完全に記録されています。

グローバル データ マップ構造体および関数は、将来のリリースで修正または改善される可能性があります。

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