realp
調整可能な実数パラメーター
構文
p = realp(paramname,initvalue)
説明
p = realp(
は、paramname
,initvalue
)paramname
で指定される名前と初期値 initvalue
を指定して調整可能な実数値のパラメーターを作成します。調整可能な実数パラメーターはスカラー値または行列値にできます。
入力引数
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パラメーター |
出力引数
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プロパティ
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調整可能なパラメーターの値。
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パラメーター値の下限。 行列値のパラメーターの場合、個別の要素の下限の指定にはインデックスを使用します。 p = realp('K',eye(2)); p.Minimum([1 4]) = -5; すべての行列要素に同じ下限を設定するにはスカラー拡張を使用します。 p.Minimum = -5; 既定値: すべてのエントリに対して |
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パラメーター値の上限。 行列値のパラメーターの場合、個別の要素の上限の指定にはインデックスを使用します。 p = realp('K',eye(2)); p.Maximum([1 4]) = 5; すべての行列要素に同じ上限を設定するにはスカラー拡張を使用します。 p.Maximum = 5; 既定値: すべてのエントリに対して |
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パラメーターが自由に調整できるかどうかを指定するブール値。調整可能なパラメーターには
既定値: 1 ( |
例
ヒント
算術演算子 (
+
、-
、*
、/
、\
、および^
) を使用してrealp
オブジェクトを有理式または行列式に組み合わせます。その結果の式を、tf
、zpk
、ss
などのモデル作成関数に使用して、調整可能なモデルを作成できます。調整可能なモデルの詳細については、『Control System Toolbox™ ユーザー ガイド』の調整可能な係数をもつモデルを参照してください。
バージョン履歴
R2011a で導入