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nyquistplot
追加のプロット カスタマイズ オプションをもつナイキスト線図
構文
説明
nyquistplot
では、nyquist
よりも広範囲のプロット カスタマイズ オプションを使用して、動的システム モデルのナイキスト線図をプロットできます。nyquistplot
を使用してプロット ハンドルを取得し、それを使用して軸座標のラベル、軸座標の範囲、軸座標の単位の変更など、プロットをカスタマイズできます。nyquistplot
を使用して、座標軸ハンドルで表される既存の座標軸のセット上にナイキスト線図を描画することもできます。プロット ハンドルを使用して既存のナイキスト線図をカスタマイズするには、次の手順に従います。
プロット ハンドルを取得
getoptions
を使用してオプション セットを取得setoptions
を使用してプロットを更新し、必要なオプションを変更
詳細については、コマンド ラインからの応答プロットのカスタマイズを参照してください。既定のオプションを使用してナイキスト線図を作成するか、周波数応答データの標準偏差、実数部と虚数部を抽出するには、nyquist
を使用します。
は、動的システム モデル h
= nyquistplot(sys
)sys
のナイキスト線図をプロットし、プロットのプロット ハンドル h
を返します。getoptions
コマンドと setoptions
コマンドを使ってプロットをカスタマイズするために、このハンドル h
を使用できます。sys
が多入力多出力 (MIMO) モデルである場合、nyquistplot
はナイキスト線図のグリッドを生成し、各プロットは 1 組の I/O の周波数応答を示します。
は、h
= nyquistplot(___,plotoptions
)plotoptions
で指定されたオプション セットを使用してナイキスト線図をプロットします。これらのオプションを使用して、コマンド ラインからナイキスト線図の外観をカスタマイズすることができます。plotoptions
に指定する設定は、nyquistplot
を実行する MATLAB® セッションの基本設定をオーバーライドします。したがって、ローカルの基本設定にかかわらず、同じ外観の複数のプロットを生成するスクリプトを記述する場合、この構文が有用です。
例
入力引数
出力引数
ヒント
右クリック メニューには、ナイキスト線図に特に適用される 2 つのズーム オプションがあります。
フル ビュー —ナイキスト線図の制約されていない分岐を切り取りますが、臨界点 (–1, 0) が含まれます。
ズーム オン (-1,0) — 臨界点付近 (–1,0) をズームします 臨界点ズームにプログラム的にアクセスするには、
zoomcp
コマンドを使用します。臨界点のズームを参照してください。
ある周波数における実数値と虚数値を示すデータ マーカーをアクティブにするには、曲線上の任意の場所をクリックします。以下の図は、データ マーカーが表示されたナイキスト線図を示しています。
バージョン履歴
R2006a より前に導入