allmargin
ゲイン余裕、位相余裕、遅延余裕、および交差周波数
説明
は、周波数範囲 [S
= allmargin(L
,Focus=[fmin,fmax]
)fmin
,fmax
] におけるゲイン余裕と位相余裕を計算します。この範囲外の安定性の問題は無視されます。この構文は、たとえば、安定余裕を計算するために周波数が非常に低いダイナミクスを無視する場合に使用します。 (R2024a 以降)
例
入力引数
出力引数
ヒント
allmargin
は、開ループ応答L
をもつシステムが負のフィードバック システムであると仮定します。正のフィードバック システムfeedback(L,eye(M),+1)
の従来の安定余裕を計算するには、allmargin(-L)
を使用します。Simulink® でモデル化されたシステムの従来の余裕を計算するには、まずモデルを線形化して、特定の操作点における開ループ応答を取得します。その後、
allmargin
を使用して、線形化されたシステムの従来の安定余裕を計算します。詳細については、Stability Margins of a Simulink Model (Robust Control Toolbox)を参照してください。Robust Control Toolbox™ ソフトウェアがある場合、フィードバック ループの安定性が維持される "安全" なゲインと位相の変動の範囲を定義するディスクベースの余裕を
diskmargin
(Robust Control Toolbox) を使用して計算できます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入参考
線形システム アナライザー | margin
| diskmargin
(Robust Control Toolbox)
トピック
- Stability Margins of a Simulink Model (Robust Control Toolbox)