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Simulink を使用したノイズを含む DVB-S APSK コンスタレーションのプロット

DVB-S APSK 変調をランダム データ シンボルに適用し、変調された信号を AWGN チャネル経由で渡し、信号コンスタレーションをプロットします。

slex_dvbs_apsk_mod モデルは、標準接尾辞 S2 および変調次数 16 で構成されています。目的の結果を得るには、モデル内のブロックすべての構成を同じ変調次数に揃える必要があります。DVBS-APSK Modulator Basebandブロックの変調次数を設定するには、ブロック マスクでドロップダウン リストから値を選択します。使用可能な変調次数のセットは、"DVB 標準接尾辞" パラメーターの設定によって異なります。InitFcn コールバックはワークスペース変数 M = 16 を定義します。この変数は以下を設定するために使用されます。

Constellation Diagramブロックには、[カスタム] に設定された [基準コンスタレーション] パラメーターと、変調器ブロックの変調設定に合わせて設定された [カスタム値] パラメーターがあります。値を確認するには、コンスタレーション ダイアグラム ウィンドウの [プロット] タブで [基準コンスタレーション] を開きます。

AWGN チャネル ブロックの EbN0 を 20 dB に設定してモデルを実行し、コンスタレーション ダイアグラムを表示します。

AWGN チャネル ブロックの EbN0 を 10 dB に変更します。モデルを実行し、プロットされたコンスタレーション ダイアグラムに示されているノイズの増加を観察します。

別の変調次数でモデルを実行してみることができます。変調次数を調整するには、以下を揃える必要があります。

  • DVBS-APSK Modulator Baseband ブロックの [変調次数] 設定

  • ワークスペース変数 M の値

  • Constellation Diagram ブロックの [基準コンスタレーション]

これらのパラメーターが互いに揃わない場合、基準コンスタレーションと入力信号は適切なコンスタレーションを作成しません。