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CPM 位相ツリー

このモデルでは、Eye Diagram ブロックを使用して位相軌跡、位相ツリーおよび CPM 変調信号の瞬時周波数を表示する方法を示します。

例の構造

この例の doc_cpm_phase_tree では、さまざまな Communications Toolbox™、DSP System Toolbox™、および Simulink® ブロックを使用してベースバンド CPM 信号をモデル化します。

具体的には、このモデル例には次のブロックが含まれています。

結果と表示

例を実行すると、いくつかの Eye Diagram ブロックが CPM 信号の経時的な変化を表示します。

  • Modulated Signal ブロックは同相信号と直交信号を表示します。ブロックをダブルクリックしてスコープを開きます。変調信号は、CPM Modulator Baseband ブロックの [Modulation index] パラメーターが 0.5 に設定されている場合にのみ、アイ ダイアグラムで簡単に確認できます。[Modulation index] をその他の値、たとえば 2/3 に設定している場合、変調はより複雑になり、変調信号の特徴は判読が難しくなります。これらの複雑な CPM 変調信号を表す別の方法として、位相をアンラップしてプロットする方法があります。

  • Phase Trajectory ブロックは CPM 位相を表示します。ブロックをダブルクリックしてスコープを開きます。Phase Trajectory ブロックからは、信号位相も判読しにくいことがわかりますが、それは変調器へデータが入力されるとともに信号位相でドリフトを生じるためです。

  • Phase Tree ブロックは信号の位相ツリーを表示します。CPM 位相は少数の単純なブロックで処理され、CPM のパルス整形がわかりやすくなります。この処理ではシンボル区間の開始点における位相を維持し、これを信号から減算します。これにより、3 つのシンボルごとに位相はゼロにリセットされます。結果のプロットには、与えられたシンボル エポックから取得できる位相軌跡が多数表示されます。

  • Instantaneous Frequency ブロックは信号の瞬時周波数を表示します。CPM 位相を微分して、信号の周波数偏差を生成します。CPM 周波数信号を表示すると、ピーク周波数偏差の測定などの定量的観測と共に、周波数偏差を定性的に調べることができます。

例の検証

この例について詳細に調べるため、CPM Modulator Baseband ブロックの以下のパラメーターを変更してみます。

  • [Pulse length] を 1 ~ 6 の値に変更します。

  • [Frequency pulse shape]RectangularGaussian などのその他の設定に変更します。

これらのパラメーターの変更の影響を変調信号の位相ツリーと瞬時周波数で確認できます。