サイト ビューアーでのベースマップと地形へのアクセス
サイト ビューアーでは、ベースマップと地形の上にデータが表示されます。ベースマップと地形のさまざまな選択肢には別々の方法でアクセスできます。
MathWorks® は、Natural Earth を使用して作成された 2 色のマップ、Esri® によってホストされる高ズームレベルのマップ、OpenStreetMap® の市街地図など、さまざまなベースマップの選択肢を提供しています。ベースマップ オプションの詳細については、siteviewer
オブジェクトの Basemap
プロパティを参照してください。
インストール済みのベースマップの使用
"darkwater"
ベースマップは MATLAB® と共にインストールされます。他のベースマップは MATLAB と共にインストールされませんが、インターネット接続を経由してそれらにアクセスできます。
ベースマップのダウンロード
オフラインで作業したり、マップの応答性を向上させたりするために、Natural Earth を使用して作成されたベースマップをローカル システムにダウンロードできます。他のベースマップはダウンロードに対応していません。
アドオン エクスプローラーを使用してベースマップをダウンロードします。
MATLAB [ホーム] タブの [環境] セクションで、[アドオン]、[アドオンの入手] をクリックします。
アドオン エクスプローラーで、[MathWorks Optional Features] セクションまでスクロールし、[すべて表示] をクリックしてベースマップのアドオンを検索します。名前 (以下の表の一覧) でベースマップのアドオンを検索することも、[タイプでフィルター] にある [Optional Features] をクリックすることもできます。
ダウンロードするベースマップのアドオンを選択します。
ベースマップ名 ベースマップ データ パッケージ名 "bluegreen"
MATLAB ベースマップ データ - bluegreen "grayland"
MATLAB ベースマップ データ - grayland "colorterrain"
MATLAB ベースマップ データ - colorterrain "grayterrain"
MATLAB ベースマップ データ - grayterrain "landcover"
MATLAB ベースマップ データ - landcover
カスタム ベースマップの追加
関数 addCustomBasemap
を使用して、URL からカスタム ベースマップを追加します。MATLAB は、URL からカスタム ベースマップを追加して使用するためにアクティブなインターネット接続を必要とします。
Mapping Toolbox™ がある場合は、MBTiles ファイルからカスタム ベースマップを作成することもできます。MATLAB は、MBTiles ファイルからカスタム ベースマップを追加するためにインターネット アクセスを必要としません。詳細については、addCustomBasemap
(Mapping Toolbox) を参照してください。
メモ
サイト ビューアーでベースマップのレンダリングが正しく行われない (たとえば、海のみが表示される) 場合、ベースマップ サーバーで CORS (オリジン間リソース共有) がサポートされているか確認します。ベースマップで CORS がサポートされていない場合、サイト ビューアーはそのベースマップをサポートしません。
地形へのアクセス
既定では、サイト ビューアーは、MathWorks がホストする、USGS および NGA の GMTED2010 モデルから派生した地形データを使用します。この地形データにアクセスするにはアクティブなインターネット接続が必要であり、ダウンロードすることはできません。
オフラインで作業したり、地形の応答性を向上させたりするには、関数 addCustomTerrain
を使用して DTED ファイルからカスタム地形を追加します。カスタム地形を追加したり使用したりするためにアクティブなインターネット接続は必要ありません。
あるいは、サイト ビューアーの Terrain
プロパティを "none"
に設定することもできます。