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-max-processes

解析に使用するプロセッサの最大数の指定

構文

-max-processes num

説明

-max-processes num では、解析に使用するプロセスの最大数を指定します。マルチコア システムでは、本ソフトウェアは解析を並列に実行し、指定された数のプロセスを作成して解析速度を上げます。num の有効範囲は 1 から 128 までです。

このオプションを指定した場合を除いて、Code Prover 検証では最大 4 プロセスが使用されます。4 プロセス未満の場合、検証では利用可能な最大数が使用されます。プロセスの数を増やすか制限するには、このオプションを使用します。

このオプションを指定していない場合、Bug Finder 解析では使用可能な最大数のプロセスが使用されます。このオプションを使用して、使用されるプロセスの数を制限します。

このオプションを効果的に使用するには、使用可能なプロセッサの数を判断します。作成するプロセスの数が使用可能なプロセッサの数を超えている場合、解析では並列化によるメリットを得られません。オペレーティング システムのシステム情報をチェックします。

検証を開始すると、システム上で検出された論理プロセッサの数がメッセージに示されます。ただし、解析はマシン上の物理プロセッサ コアに並列化されます。ハイパー スレッディングなどのマルチスレッド実装は考慮されません。

ユーザー インターフェイス (Polyspace® デスクトップ製品のみ) では、[構成] ペインの [その他] フィールドにこのオプションを入力します。Otherを参照してください。

解析中の並列処理を無効にします。

  • Bug Finder:

    polyspace-bug-finder -max-processes 1
  • Code Prover:

    polyspace-code-prover -max-processes 1
  • Bug Finder Server:

    polyspace-bug-finder-server -max-processes 1
  • Code Prover Server:

    polyspace-code-prover-server -max-processes 1

ヒント

解析用に、プロセスごとに少なくとも 4 GB の RAM がなければなりません。たとえば、マシンに 16 GB の RAM がある場合、このオプションで 4 つを超えるプロセスを指定しないようにします。

このオプションは、Polyspace as You Code 解析では役立ちません。