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-consider-external-array-access-unsafe

サイズの指定されていない外部配列に任意のインデックスで安全にアクセスできるという既定の仮定の削除

構文

-consider-external-array-access-unsafe

説明

-consider-external-array-access-unsafe は、サイズが指定されていない外部配列に任意のインデックスで安全にアクセスできるという Code Prover の既定の仮定を削除します。Code Prover では、この仮定のため、コードの外部配列アクセスに対して、そのサイズが不明であるにもかかわらず、既定でグリーンの [範囲外の配列インデックス] チェックが表示されます。このオプションを使用すると、同じチェックがアクセスの安全が保証されないことを示すオレンジになり、手動検査が必要になります。

ユーザー インターフェイス (Polyspace® デスクトップ製品のみ) では、[構成] ペインの [その他] フィールドにこのオプションを入力します。Otherを参照してください。

次の例に対して Code Prover を実行し、このオプションを指定した場合としなかった場合を比較します。

extern int arr[];

int getFifthElement(void) {
   return arr[5];
}

配列アクセスは、このオプションを指定しなかった場合はグリーンの [範囲外の配列インデックス] チェックを示しますが、指定した場合はオレンジ チェックを示します。