メインコンテンツ

Run-time Checks Details Ordered by Color/File

Polyspace レポートにおけるグローバル フィルターのオーバーライドの作成 (Code Prover のみ)

説明

このコンポーネントは、レポートに実行時チェックに関する詳細情報を追加します。また、レポートの特定の章でグローバル フィルターをオーバーライドするためにも使用できます。レポートでフィルターを使用する場合は、次のワークフローを使用します。

  1. レポートのすべての章に適用するフィルターを作成するために、[Report Customization (Filtering)] コンポーネントを使用します。詳細については、Report Customization (Filtering)を参照してください。

  2. 個々の章で一部のフィルターをオーバーライドするには、[Run-time Checks Details Ordered by Color/File] コンポーネントを使用します。[Override Global Report filter] ボックスをオンにします。

プロパティ

Categories To Include

次の表のプロパティは、レポートへの Polyspace® Code Prover™ チェックの追加に適用されます。

プロパティ目的
Red Checksレポートにレッド チェックを含めるかどうかを指定します。レッド チェックは、証明されたランタイム エラーを示します。
Gray Checksレポートにグレー チェックを含めるかどうかを指定します。グレー チェックは、到達不能コードを示します。
Orange Checksレポートにオレンジ チェックを含めるかどうかを指定します。オレンジ チェックは、潜在的なランタイム エラーを示します。
Green Checksレポートにグリーン チェックを含めるかどうかを指定します。グリーン チェックは、演算に特定のランタイム エラーが含まれていないことを示します。
Inspection Point Checksレポートに検査ポイント チェックを含めるかどうかを指定します。このチェックにより、コード内の特定点で変数が取ることのできる値がわかります。
Unreachable Functionsレポートに到達不能関数を含めるかどうかを指定します。

Advanced Filters

次の表のプロパティは、レポートへのメトリクス、コーディング ルール違反および Polyspace Code Prover チェックの追加に適用されます。

プロパティ目的ユーザー アクション
Justification status正当化されたチェックのみ、正当化されないチェックのみ、すべてのチェックのいずれについてレポートを作成するかを選択します。ドロップダウン リストからオプションを選択します。
Files to includeレポートに対して追加または除外するファイルを指定します。MATLAB® regex を入力します。
Check types to includeレポートに含める Polyspace Code Prover チェックを指定します。MATLAB regex を入力します。
Function names to includeレポートに対して追加または除外する関数を指定します。MATLAB regex を入力します。
Classification types to includeレポートに対して追加または除外する分類を指定します。MATLAB regex を入力します。
Status types to includeレポートに対して追加または除外するステータスを指定します。MATLAB regex を入力します。
Comments to includeレポートに対して追加または除外するコメントを指定します。MATLAB regex を入力します。