Run-time Checks Details Ordered by Color/File
Polyspace レポートにおけるグローバル フィルターのオーバーライドの作成 (Code Prover のみ)
説明
このコンポーネントは、レポートに実行時チェックに関する詳細情報を追加します。また、レポートの特定の章でグローバル フィルターをオーバーライドするためにも使用できます。レポートでフィルターを使用する場合は、次のワークフローを使用します。
レポートのすべての章に適用するフィルターを作成するために、[Report Customization (Filtering)] コンポーネントを使用します。詳細については、
Report Customization (Filtering)を参照してください。個々の章で一部のフィルターをオーバーライドするには、[Run-time Checks Details Ordered by Color/File] コンポーネントを使用します。[Override Global Report filter] ボックスをオンにします。
プロパティ
Categories To Include
次の表のプロパティは、レポートへの Polyspace® Code Prover™ チェックの追加に適用されます。
| プロパティ | 目的 |
|---|---|
| Red Checks | レポートにレッド チェックを含めるかどうかを指定します。レッド チェックは、証明されたランタイム エラーを示します。 |
| Gray Checks | レポートにグレー チェックを含めるかどうかを指定します。グレー チェックは、到達不能コードを示します。 |
| Orange Checks | レポートにオレンジ チェックを含めるかどうかを指定します。オレンジ チェックは、潜在的なランタイム エラーを示します。 |
| Green Checks | レポートにグリーン チェックを含めるかどうかを指定します。グリーン チェックは、演算に特定のランタイム エラーが含まれていないことを示します。 |
| Inspection Point Checks | レポートに検査ポイント チェックを含めるかどうかを指定します。このチェックにより、コード内の特定点で変数が取ることのできる値がわかります。 |
| Unreachable Functions | レポートに到達不能関数を含めるかどうかを指定します。 |
Advanced Filters
次の表のプロパティは、レポートへのメトリクス、コーディング ルール違反および Polyspace Code Prover チェックの追加に適用されます。
| プロパティ | 目的 | ユーザー アクション |
|---|---|---|
| Justification status | 正当化されたチェックのみ、正当化されないチェックのみ、すべてのチェックのいずれについてレポートを作成するかを選択します。 | ドロップダウン リストからオプションを選択します。 |
| Files to include | レポートに対して追加または除外するファイルを指定します。 | MATLAB® regex を入力します。 |
| Check types to include | レポートに含める Polyspace Code Prover チェックを指定します。 | MATLAB regex を入力します。 |
| Function names to include | レポートに対して追加または除外する関数を指定します。 | MATLAB regex を入力します。 |
| Classification types to include | レポートに対して追加または除外する分類を指定します。 | MATLAB regex を入力します。 |
| Status types to include | レポートに対して追加または除外するステータスを指定します。 | MATLAB regex を入力します。 |
| Comments to include | レポートに対して追加または除外するコメントを指定します。 | MATLAB regex を入力します。 |