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MISRA C:2012 Rule 5.4
Macro identifiers shall be distinct
説明
ルール定義
Macro identifiers shall be distinct 1 .
根拠
マクロ識別子の名前は他のマクロ識別子およびそのパラメーターと別個でなければなりません。
Polyspace 実装
このチェッカーは、最初の 63 文字が同じである 2 つのマクロが、異なる値で定義されている場合に違反を報告します。同じマクロが異なる値を使って定義されているが、そのマクロの中間が未定義である場合は、このチェッカーは違反を報告しません。
63 文字のカットオフは C99 に基づく解析に適用されます。C90 では、カットオフは 31 文字です。つまり、チェッカーは、最初の 31 文字に違いがなければ、2 つのマクロは実質的に同じであると見なします。C90 ルール チェックを使用するには、オプション [C 標準バージョン] (-c-version)
で値 c90
を使用します。比較する文字数は、オプション -code-behavior-specifications
を使用して変更できます。-code-behavior-specifications
を参照してください。
トラブルシューティング
ルール違反を想定していてもその違反が表示されない場合、コーディング規約違反が想定どおりに表示されない理由の診断を参照します。
例
チェック情報
グループ: 識別子 |
カテゴリ: 必要 |
AGC カテゴリ: 必要 |
バージョン履歴
R2014b で導入参考
MISRA C:2012 Rule 5.1
| MISRA C:2012 Rule 5.2
| MISRA C:2012 Rule 5.5
| MISRA C:2012 のチェック (-misra3)
1 All MISRA coding rules and directives are © Copyright The MISRA Consortium Limited 2021.
The MISRA coding standards referenced in the Polyspace® Bug Finder™ documentation are from the following MISRA standards:
MISRA C:2004
MISRA C:2012
MISRA C:2023
MISRA C++:2008
MISRA C++:2023
MISRA and MISRA C are registered trademarks of The MISRA Consortium Limited 2021.