グレーティング ローブ
"グレーティング ローブ" とは、パターンの乗算定理によって予測されるメイン ビームの最大値です。アレイ間隔が 以下である場合、可視空間にはメイン ローブのみが存在し、他のグレーティング ローブは存在しません。アレイ間隔が より大きい場合、グレーティング ローブが現れます。間隔が大きい場合、スキャン角度が 0 であっても、可視空間にグレーティング ローブが現れることがあります。
半波長間隔で配置された 7 つの素子から成る直線アレイを考えてみましょう。このアレイではグレーティング ローブが現れません。

素子の間隔を 1 波長に広げると、サイドローブの数が増加します。

素子の間隔を 1.5 波長に広げると、可視領域にグレーティング ローブが現れます。

グレーティング ローブは、素子の間隔と素子間の相対位相に応じて可視領域の内外に移動します。
参照
[1] Stutzman, W.L. Thiele, G.A. Antenna Theory and Design, 3rd Edition. New York: Wiley, 2013, p. 307.