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International Geomagnetic Reference Field

国際地磁気基準場を用いて地球の磁場と経年変化を計算する

R2020b 以降

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  • International Geomagnetic Reference Field block

ライブラリ:
Aerospace Blockset / Environment / Gravity

説明

International Geomagnetic Reference Field ブロックは、選択された国際地磁気基準場生成を使用して、地球の磁場と永年変化を計算します。選択された国際地磁気基準場生成を使用して、位置と時間における地球の磁場と永年変化を計算します。

制限

  • このブロックは、高度 -1000 m から 5.6 地球半径 (35、717、567.2 m) まで有効です。

  • このブロックは次の年の範囲で有効です:

    • IGRF-13 モデル — 1900 年と 2025 年

    • IGRF-12 モデル — 1900 年と 2020 年

    • IGRF-11 モデル — 1900 年と 2015 年

  • 10 進年が世代の有効範囲外の場合、International Geomagnetic Reference Field ブロックは磁場を範囲外の 10 進年に線形外挿します。​

  • その他の制限については、以下を参照してください。

    IGRF Health Warning, Errors, and Limitations

端子

入力

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選択した単位でスカラーとして指定された高さ。

データ型: double

緯度。度単位のスカラーとして指定します。このブロックは、90 より大きく -90 より小さい緯度の値を受け入れます。

データ型: double

経度。度単位のスカラーとして指定します。このブロックは、180 より大きい範囲と -180 より小さい範囲を受け入れます。

データ型: double

すでに経過した年の端数を含めるための、小数形式での希望する年。値は、現在の年と今年経過した日数の合計を 365 で割った値です。2015 年 3 月 21 日の 10 進年 dyear を計算するには、次のようにします。

dyear=decyear('21-March-2015','dd-mmm-yyyy')

依存関係

このポートを有効にするには、Input decimal year を選択します。

データ型: double

出力

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選択した単位でベクトルとして返される磁場。このベクトルの成分は、北東下 (NED) 参照フレームにあります。

データ型: double

選択した単位でスカラーとして返される水平強度。

データ型: double

偏角。度単位のスカラーとして返されます。

データ型: double

傾斜は度単位のスカラーとして返されます。

データ型: double

選択した単位でスカラーとして返される合計強度。

データ型: double

磁場の永年変化。年ごとに選択された単位でベクトルとして返されます。

依存関係

このポートを有効にするには、Output secular variation を選択します。

データ型: double

水平強度の経年変化。年ごとに選択された単位でスカラーとして返されます。

依存関係

このポートを有効にするには、Output secular variation を選択します。

データ型: double

偏角の永年変化。スカラー値として返されます (年あたりの分数)。

依存関係

このポートを有効にするには、Output secular variation を選択します。

データ型: double

傾斜の永年変化。スカラー値として返されます (年あたりの分数)。

依存関係

このポートを有効にするには、Output secular variation を選択します。

データ型: double

総強度の経年変化。年ごとに選択された単位でスカラーとして返されます。

依存関係

このポートを有効にするには、Output secular variation を選択します。

データ型: double

パラメーター

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国際地磁気基準場生成。IGRF-13、IGRF-12、または IGRF-11 から選択されます。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: generation
型: 文字ベクトル
値: 'IGRF-13' | 'IGRF-11' | 'IGRF-12'
既定値: 'IGRF-13'

データ型: char | string

パラメータと出力単位は次のように指定します:

単位

高さ

Metric (MKS)

メートル

English

足

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: units
型: 文字ベクトル
値: 'Metric (MKS)' | 'English'
既定値: 'Metric (MKS)'

  • 入力ポートで 10 進年を指定するには、このチェック ボックスをオンにします。

  • Month、Day、Year の値を使用して 10 進年を指定するには、このチェック ボックスをオフにします。

依存関係

Month、Day、Year を有効にするには、このパラメータをクリアします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: time_in
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定値: 'on'

十進年を計算する月。

依存関係

このパラメータを有効にするには、Input decimal year をクリアします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: month
型: 文字ベクトル
値: 'January' | 'February' | 'March' | 'April' | 'May' | 'June' | 'July' | 'August' | 'September' | 'October' | 'November' | 'December'
既定値: 'January'

十進年を計算する日。

依存関係

このパラメータを有効にするには、Input decimal year をクリアします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: day
型: 文字ベクトル
値: '1' から '31'
既定値: '1'

10 進数年を計算する年。1900 から 2020 として指定します。

依存関係

このパラメータを有効にするには、Input decimal year をクリアします。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: year
型: 文字ベクトル
値: 任意の年
既定値: '2020'

範囲外ブロックの動作。次のように指定します。

Action説明

なし

何も起こりません。

警告

診断ビューアに警告が表示されていますが、モデルのシミュレーションは続行されます。

Error (デフォルト)

診断ビューアでエラーが発生し、モデルのシミュレーションが停止します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: action
型: 文字ベクトル
値: 'None' | 'Warning' | 'Error'
既定の設定: 'Warning'

非永年変動とともに永年変動 (年間変化率) の出力を有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、このチェックボックスをオフにします。

経年変化説明

磁場

磁場ベクトル（単位：ナノテスラ（nT）。Z は垂直成分（+ve 下））

水平強度

水平強度（ナノテスラ（nT））

偏角

偏角（度）（+ve 東）

傾斜

傾斜（度）（+ve 下）

総強度

総強度（ナノテスラ（nT））

SV磁場

磁場の経年変化

SV 水平強度

水平強度の経年変化

SV 赤緯

偏角の経年変化、真北と磁場ベクトル（東向きが正）の間の角度

SV傾斜

傾斜角の経年変化、水平面と磁場ベクトルの間の角度（下向きが正）

SV 総強度

総強度の経年変化

非宗教的な差異のみを有効にするには、このチェックボックスをオフにします。

  • 磁場

  • 水平強度

  • 偏角

  • 傾斜

  • 総強度

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: sv_out
型: 文字ベクトル
値: 'on' | 'off'
既定値: 'on'

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2020b で導入

参考

外部の Web サイト