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Horizontal Wind Model 07

水平風モデル07の実装

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ライブラリ:
Aerospace Blockset / Environment / Wind

説明

Horizontal Wind Model 07 ブロックは、米国海軍研究所の HWM™ ルーチンを実装し、緯度、経度、高度の地理座標セットに対する風の南北成分と東西成分を計算します。

制限

コード生成の場合、このブロックは、タイプが int 32 以上のターゲットに対してのみ使用します。

端子

入力

μ l h — 測地緯度、経度、およびジオポテンシャル高度

3 要素ベクトル | 高度は0～500 kmの範囲の値です

測地緯度 (μ)、経度 (l)、およびジオポテンシャル高度 (h) は、3 要素ベクトルとして指定されます。

緯度と経度の値は度単位です。

高度値は 0 ～ 500 km の範囲外になります。高度の値は、Units で選択された単位になります。

データ型: double

day — 日

スカラー | 1から366までの値

協定世界時 (UTC) での年間通算日。1 ～ 366 (閏年の場合) の値として指定されます。値は 1 〜 366 日の範囲内で折り返されます。

データ型: double

sec — 経過秒数

スカラー

指定された日の午前0時からの経過秒数（UTC）。

データ型: double

Ap — Ap インデックス

スカラー | 0から400までの範囲

世界時 (UT) の Ap インデックス。0 から 400 までの範囲のスカラーとして指定されます。3 時間間隔の地磁気擾乱指数値を含む NOAA National Geophysical Data Center から指数を選択します。Ap インデックス値がゼロより大きい場合、ソフトウェアはモデル評価中に磁気効果を考慮します。

依存関係

このポートを有効にするには、Model を Total または Disturbance に設定します。

データ型: double

出力

V_wind — 風速ベクトル

1 行 2 列のベクトル

風速ベクトル。1 行 2 列のベクトルとして返され、南北風成分と東西風成分がその順序で含まれます。

データ型: double

パラメーター

単位 — 入力および出力ユニット

Metric (MKS) (既定値) | English (Velocity in ft/s) | English (Velocity in kts)

入力および出力単位。次のように指定します。

単位	風速	風速
Metric (MKS)	メートル/秒	メートル/秒
English (Velocity in ft/s)	フィート/秒	フィート/秒
English (Velocity in kts)	節点	節点

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: units

型: 文字ベクトル

値: 'Metric (MKS)' | 'English (Velocity in ft/s)' | 'English (Velocity in kts)'

既定の設定: 'Metric (MKS)'

モデル — 水平風モデルタイプ

Quiet (既定値) | "合計" | Disturbance

風成分を計算する水平風モデルのタイプ。次のように指定します。

• Disturbance

  風における磁気擾乱のみの影響を計算します。

• Quiet

  磁気擾乱のない水平風モデルを計算します。

• "合計"

  静穏擾乱と磁気擾乱の複合効果を計算します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: model

型: 文字ベクトル

値: 'Quiet' | 'Total' | 'Disturbance'

既定の設定: 'Quiet'

Action for out-of-range input — 範囲外ブロックの動作

エラー (既定値) | 警告 | なし

範囲外ブロックの動作は次のように指定されます。

値	説明
なし	何も起こりません。ブロックは入力信号に上限と下限を課します。
警告	診断ビューアに警告が表示されていますが、モデルのシミュレーションは続行されます。Accelerator モードと Rapid Accelerator モードの場合、アクションを Warning に設定しても効果はなく、モデルはアクションが None に設定されているかのように動作します。
エラー	MATLAB® が例外を返すと、モデルのシミュレーションが停止します。Accelerator モードと Rapid Accelerator モードの場合、アクションを Error に設定しても効果はなく、モデルはアクションが None に設定されているかのように動作します。

プログラムでの使用

ブロック パラメーター: action

型: 文字ベクトル

値: 'None' | 'Warning' | 'Error'

既定の設定: 'Warning'

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2014b で導入

R2021b: Horizontal Wind Model 07 ブロックの戻り値の変更の可能性

Horizontal Wind Model 07 ブロックは以下を受け入れるようになりました:

• day ポート値は、小数、負数、0、または 366 より大きい値です。

• sec ポート値は 0 または 86400 より大きいです。

その結果、このブロックからの出力値は以前のリリースから変更される可能性があります。

参考

Horizontal Wind Model | Horizontal Wind Model 14

外部の Web サイト

• NOAA 国立地球物理データセンター