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wenergy

1 次元ウェーブレット分解やウェーブレット パケット分解のエネルギー

    説明

    [Ea,Ed] = wenergy(c,l) は、1 次元ウェーブレット分解の場合、Approximation に対応するエネルギーの割合 Ea と、Detail に対応するエネルギーの割合 Ed を返します。clwavedec の出力です。

    E = wenergy(wpt) は、ウェーブレット パケット ツリー wpt の終端ノードに対応するエネルギーの割合を返します (wptreewpdec、および wpdec2 を参照してください)。この場合、wenergywptree オブジェクト wpt のメソッドであり、前述の関数 wenergy をオーバーロードします。

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    1 次元信号を読み込みます。

    load noisbump

    sym4 ウェーブレットを使用して、信号の 4 レベル ウェーブレット分解を求めます。

    wv = "sym4";
    [c,l] = wavedec(noisbump,4,wv);

    Approximation 係数と Detail 係数でエネルギーの割合を求めます。

    [Ea,Ed] = wenergy(c,l)
    Ea = 88.2860
    
    Ed = 1×4
    
        2.1560    1.2286    1.4664    6.8630
    
    

    sym4 ウェーブレットを使用して、信号の 3 レベル ウェーブレット パケット分解に対応するウェーブレット パケット ツリーを求めます。

    t = wpdec(noisbump,3,wv);

    終端ノードでエネルギーの割合を求めます。

    e = wenergy(t)
    e = 1×8
    
       95.0329    1.4664    0.6100    0.6408    0.5935    0.5445    0.5154    0.5965
    
    

    入力引数

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    ウェーブレット分解。ベクトルとして指定します。ベクトルにはウェーブレット係数が含まれます。各レベルの係数の数がブックキーピング ベクトル l に格納されます。wavedec を参照してください。

    データ型: single | double
    複素数のサポート: あり

    ブックキーピング ベクトル。正の整数のベクトルとして指定します。ブックキーピング ベクトルは、ウェーブレット分解 c の係数をレベルごとに解析するのに使用されます。wavedec を参照してください。

    データ型: single | double

    ウェーブレット パケット ツリー。wptree オブジェクトとして指定します。wptreewpdec、および wpdec2 を参照してください。

    出力引数

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    Approximation 係数に対応するエネルギーの割合。正のスカラーとして返されます。

    データ型: single | double

    Detail 係数に対応するエネルギーの割合。ベクトルとして返されます。

    データ型: single | double

    終端ノードに対応するエネルギーの割合。ベクトルとして返されます。

    データ型: single | double

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入

    参考

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