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vision.LocalMaximaFinder

行列の局所的最大値の検出

説明

行列の局所的最大値を検出します。

  1. vision.LocalMaximaFinder オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。

  2. 関数と同様に、引数を指定してオブジェクトを呼び出します。

System object の機能の詳細については、System object とはを参照してください。

作成

説明

LMaxFinder = vision.LocalMaximaFinder は、入力行列の局所的最大値を検出する局所的最大値検出 System object H を返します。

LMaxFinder = vision.LocalMaximaFinder(maxnum,neighborsize) は、MaximumNumLocalMaxima プロパティが maxnumNeighborhoodSize プロパティが neighborsize、他の指定プロパティが指定の値に設定された局所的最大値検出オブジェクトを返します。

LMaxFinder = vision.LocalMaximaFinder(Name,Value) は、名前と値のペアを 1 つ以上使用してプロパティを設定します。各プロパティ名を引用符で囲みます。たとえば、LMaxFinder = vision.LocalMaximaFinder('ThresholdSource','Property') です。

プロパティ

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特に指定がない限り、プロパティは "調整不可能" です。つまり、オブジェクトの呼び出し後に値を変更することはできません。オブジェクトは呼び出すとロックされ、ロックを解除するには関数 release を使用します。

プロパティが "調整可能" の場合、その値をいつでも変更できます。

プロパティ値の変更の詳細については、System object を使用した MATLAB でのシステム設計を参照してください。

検出する最大値の最大数。正のスカラー整数として指定します。

0 に設定する値の近傍サイズ。2 要素ベクトルとして指定します。

しきい値のソース。'Property' または 'Input port' として指定します。

すべての最大値が一致または超過する必要のある値。MATLAB® 組み込み数値データ型のスカラーとして指定します。このプロパティは、ThresholdSource プロパティを 'Property' に設定した場合に適用されます。

調整可能: Yes

ハフ変換行列入力のインジケーター。true または false として指定します。このブロックは、入力行列の左右の境界に対するハフ変換に固有の追加処理を適用します。入力が rho 軸と π2π2 ラジアンの範囲の theta 値で反対称の場合は、このプロパティを true に設定します。これは、ハフ行列に対応します。

インデックス値のデータ型。doublesingleuint8uint16、または uint32 として指定します。

使用法

説明

idx = LMaxFinder(I) は、M 行 2 列の行列 idx の局所的最大値の [x y] 座標を返します。M は、検出された局所的最大値の数を表します。M の最大値は、MaximumNumLocalMaxima プロパティで設定された値を超えない場合があります。

idx = LMaxFinder(I,threshold) は、ThresholdSource プロパティが 'Input port' に設定されている場合に、しきい値 threshold を使用して、入力イメージ I の局所的最大値を検出します。

入力引数

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ビデオ フレーム。グレースケールまたはトゥルーカラー (RGB) として指定します。

すべての最大値が一致または超過する必要のある値。MATLAB 組み込み数値データ型のスカラーとして指定します。

出力引数

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局所的最大値。1 ベースの座標 [x y] の M 行 2 列の行列として返されます。ここで、M は検出された局所的最大値の数を表します。

オブジェクト関数

オブジェクト関数を使用するには、System object™ を最初の入力引数として指定します。たとえば、obj という名前の System object のシステム リソースを解放するには、次の構文を使用します。

release(obj)

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initializeInitialize video frame and points to track
stepSystem object のアルゴリズムの実行
releaseリソースを解放し、System object のプロパティ値と入力特性の変更を可能にします。
resetSystem object の内部状態のリセット

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入力例を作成します。

I = [0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0; ...
     0 0 0 1 1 2 3 2 1 1 0 0; ...
     0 0 0 1 2 3 4 3 2 1 0 0; ...
     0 0 0 1 3 5 7 5 3 1 0 0; ... 
     0 0 0 1 2 3 4 3 2 1 0 0; ...
     0 0 0 1 1 2 3 2 1 1 0 0; ...
     0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0];
 

局所的最大値検出オブジェクトを作成します。

 hLocalMax = vision.LocalMaximaFinder('MaximumNumLocalMaxima',1, ...
                                      'NeighborhoodSize',[3,3], ...
                                      'Threshold',1); 

局所的最大値を検出します。

location = hLocalMax(I)                     
location = 1x2 uint32 row vector

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拡張機能

バージョン履歴

R2012b で導入