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detectKAZEFeatures

説明

points = detectKAZEFeatures(I) は、2 次元グレースケールまたはバイナリの入力イメージで検出された KAZE キーポイントについての情報を含む KAZEPoints オブジェクトを返します。この関数は、非線形拡散を使用して、指定されたイメージに対してスケール スペースを構築します。そして、そのスケール スペースからマルチスケールのコーナー特徴を検出します。

points = detectKAZEFeatures(I,Name=Value) は、前の構文に加えて、名前と値の引数を 1 つ以上使用してオプションを指定します。たとえば、detectKAZEFeatures(I,Threshold=0.003) は、重要性の低い局所的極値を除外するためのしきい値を 0.003 に設定します。

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イメージを読み取ります。

I = imread("cameraman.tif");

イメージの KAZE 点を検出します。

points = detectKAZEFeatures(I);

最も強い 20 個の点をプロットします。

imshow(I)
hold on
plot(selectStrongest(points,20))
hold off

Figure contains an axes object. The axes object contains 3 objects of type image, line. One or more of the lines displays its values using only markers

イメージをワークスペースに読み取ります。

I = imread("cameraman.tif");

イメージの KAZE 特徴を検出します。

points = detectKAZEFeatures(I);

検出された最後の 5 個の点を選択して表示します。

imshow(I);
hold on;
plot(points(end-4:end));
hold off;

Figure contains an axes object. The axes object contains 3 objects of type image, line. One or more of the lines displays its values using only markers

入力引数

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入力イメージ。M 行 N 列の 2 次元のグレースケールまたはバイナリのイメージとして指定します。

データ型: single | double | int16 | uint8 | uint16 | logical

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

例: detectKAZEFeatures(I,Threshold=0.003) は、重要性の低い局所的極値を除外するためのしきい値を 0.003 に設定します。

伝導率を計算する方法。"region""sharpedge"、または "edge" として指定します。計算は、スケール スペース内の層の 1 次導関数に基づきます。

メソッド選択される特徴
"region"大きな領域。Perona と Malik の伝導係数 1/(1 + dL^2/k^2) を使用します。
"sharpedge"高コントラストのエッジ。Perona と Malik の伝導係数 exp(-|dL|^2/k^2) を使用します。
"edge"エッジをまたいで平滑化を行う代わりに、エッジの両側で平滑化します。Weickert の伝導係数を使用します。

局所的極値。0 以上のスカラーとして指定します。重要性の低い局所的極値を除外するには、この値を大きくします。

マルチスケール検出係数。正の整数で指定します。より大きな特徴を検出するには、この値を大きくします。マルチスケール検出を無効にするには、NumOctaves1 に設定します。値を 1 に設定すると、関数は入力イメージのスケールで検出を実行します。推奨値は 1 ~ 4 です。

スケールのレベル。[3,10] の範囲の整数として指定します。スケールの変化を滑らかにするには、この値を大きくします。また、この値を大きくすると、オクターブ間に追加の中間スケールが提供されます。

コーナー検出のための四角形領域のサイズ。[y x width height] 形式の 4 要素ベクトルとして指定します。[y x ] の値は、四角形の左上隅から測定されます。

出力引数

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KAZE 点。KAZEPoints オブジェクトとして返されます。オブジェクトには、2 次元のグレースケールまたはバイナリの入力イメージで検出された特徴点に関する情報が含まれます。

参照

[1] Alcantarilla, P.F., A. Bartoli, and A.J. Davison. "KAZE Features." ECCV 2012, Part VI, LNCS 7577. 2012, p. 214

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バージョン履歴

R2017b で導入